デプロイ不要でゲームを公開する:アソバースのHTML・ZIP投稿ガイド
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HTML一枚で動くゲーム、あるいはアセットをまとめたZIPアーカイブ。ファイルが手元にあれば、ホスティングサービスを別途用意しなくてもアソバースに直接アップロードして公開できます。この記事では、ファイル選択 → 作品情報の入力 → プレビュー → 公開という3ステップのフローを、現行の投稿画面の項目に沿って順に説明します。すでに別のサービスでゲームを公開している場合は、URLを使う投稿方法も選べます。
はじめる前に確認しておくこと
投稿にはアソバースのアカウントが必要です。ログインすると「あなたの作品(スタジオ)」画面が表示され、そこから新しい投稿を始められます。
ファイルのアップロードには、メールアドレスの確認(認証)が必要です。Googleアカウントでログインしている場合は追加の操作なしで進めます。メールアドレスで登録した場合は、届いた確認メールのリンクを先に開いておいてください。未確認のままアップロード欄を開くと、確認メールを再送するボタンが表示されます。
作品情報の下書き保存はログイン後いつでも行えます。公開前の下書きは本人にしか見えません。途中で保存して日を改めて再開することができます。
ステップ1:ゲームのファイルと作品情報を入力する
スタジオ画面の「作品を投稿する」から新規投稿フォームを開きます。フォームの先頭で「ファイルをアップロード」と「公開済みのURLを使う」を切り替えます。今回はファイルをアップロードするフローを説明します。
ゲームファイルのアップロード
「ファイルをアップロード」を選ぶと、ファイルの選択エリアが表示されます。HTML単体でも、画像・音声・JSなどをまとめたZIPでも投稿できます。アップロードが完了するとフォーム上で確認でき、アップロード済みのゲームURLがフォームに自動でセットされます。アップロードし直したい場合は、同じエリアから再アップロードします。
必須の作品情報
- 作品名(80文字以内):公開ページとゲーム一覧に表示されます。
- 公開する作者名(40文字以内):ハンドルネームなど。メールアドレスは公開されません。
- 作品の紹介(2,000文字以内):どんな遊びができるか。公開時の必須項目です。
- 対応する操作:キーボード・マウス・タッチから該当するものをすべて選びます。
任意の作品情報
- 作品画像:JPEG・PNG・WebPで12MBまで。スクリーンショットやゲームのビジュアルを使います。画像がなくても投稿できます。アップロード後、表示サイズに合わせて縮小されます。
- 遊び方(1,000文字以内):「矢印キーで移動、スペースキーでジャンプ」のような一行の操作説明でも十分です。
- 作品のタグ:ジャンルを限定するものではなく、一覧での分類に使います。
- 遊び方の対応:「ひとりで遊ぶ」「同じ画面で複数人」など。選択内容は「作者申告」として公開されます。
AIによる紹介文の下書き作成機能もあります。アップロード済みのゲームを読み取り、紹介文と遊び方の下書きを生成します。生成時にゲームのコードとページ内容がOpenAIへ送信されます。生成した文章は確認してから使うかどうかを選びます。補足欄に説明やREADMEの一部を貼り付けると、読み取り精度を補えます。
ステップ2:公開前に表示を確認する
「表示を確認する」を押すと、プレビュー画面に移ります。作品画像・タイトル・作者名・紹介文・遊び方・対応操作がプレイヤーに表示される形で並びます。この時点ではまだ公開されていません。
アップロードしたゲームはファイルが確認済みであることがプレビューに表示されます。公開後にアソバース内でプレイできる状態になります。プレビュー画面で内容に問題がなければ、「公開へ進む」に進みます。修正が必要なら「情報を編集」でステップ1に戻れます。
ゲームの実際の動作は、公開前にお手元のブラウザで確認してください。特にZIPの場合、エントリーポイントのHTMLが正しく動いているか、外部リソースの読み込みパスが正しいかをローカルで試しておくと安心です。
ステップ3:確認事項にチェックして公開する
公開確認画面では2つのチェックボックスを確認します。
- 作品とその掲載画像を公開する権利を持ち、利用規約に同意すること。
- ゲームの動作を確認済みであること、公開ファイルに秘密のキーや個人情報を含めていないこと、外部サービスを使っている場合は必要な説明を掲載していること。
両方にチェックを入れると「作品を公開する」ボタンが押せるようになります。ボタンを押すと作品が公開され、アソバースのゲーム一覧に掲載されます。公開後は「公開ページを見る」から実際のURLを確認できます。
いったん公開した後も、スタジオから作品情報を編集して「公開ページを更新」できます。また「非公開の下書きに戻す」を選ぶと一覧から外れ、元のファイルへの影響なく非公開の状態に戻せます。
公開後に使える機能と注意点
アップロードしたゲームはアソバースのプレイヤー画面で直接動作します。プレイヤーがアソバースにログインしている場合、そのゲームの起動履歴がアカウントに記録されます。ゲーム内のセーブデータや進行状態は、ゲーム側でアソバースのSDKを組み込まない限り自動では連携しません。セーブ連携が必要な場合は、別途ゲームアカウント連携ガイドを参照してください。
アップロードしたゲームのiframeは`allow-scripts allow-pointer-lock`のサンドボックス環境で動作します。IndexedDB・Service Worker・ネイティブ実行ファイル・サーバーサイドコードはこの環境で使えません。また、ゲームのオリジンは不透明な`null`オリジンになるため、他のオリジンとのcrossOrigin通信や一部のブラウザAPIに制限がかかる場合があります。ローカル環境で動作していた機能が動かない場合は、この制約を最初に確認してください。
ゲーム内でlocalStorage/sessionStorageを使っている場合、サンドボックス内でネイティブストレージが利用不可のときにSDKが同期的なインメモリ代替を提供します。これはゲームがすぐにエラーになることを防ぐためのものであり、永続的なデータ保存は保証されません。アソバースSDKのsave/load APIを使うことでクラウドセーブと接続できます。
投稿後の管理はスタジオ画面で一覧できます。公開中・下書きの状態が表示され、それぞれ編集・削除が可能です。削除すると公開ページと下書きが削除されますが、元のゲームファイルには影響しません。


