公開プロフィールの記録:公開を選んだものだけが見える仕組み
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ゲームを投稿した人のもとに、遊んだ人が「バグを見つけた」「ここが好きだった」と伝えたくなる場面を考えてみます。連絡先が見つからなければ、その気持ちは届きません。かといって、アカウント登録に使ったメールアドレスがそのまま誰にでも見える状態では、安心して投稿できません。 アソバースの公開プロフィールは、この二つの要求の間に線を引いています。確認済みの範囲では、名前・紹介・SNSや問い合わせページのHTTPS URLが、本人が明示的に公開を選んだときだけ表示されます。ログイン用のメールアドレスは公開されません。この記事では、この設計から何が読み取れるかを整理します。あわせて、「公開」と「取り下げ」を自分のアカウントで確かめる手順を設計書の形で示します。
この記事の目次
公開の対象になるもの、ならないもの
まず、確認済みの事実を表にします。
- 名前、確認済みの扱い:本人が公開を選んだときだけ表示
- 紹介、確認済みの扱い:本人が公開を選んだときだけ表示
- SNSのHTTPS URL、確認済みの扱い:本人が公開を選んだときだけ表示
- 問い合わせページのHTTPS URL、確認済みの扱い:本人が公開を選んだときだけ表示
- ログイン用メールアドレス、確認済みの扱い:公開しない
ここで目を引くのは、連絡先として並ぶのが「メールアドレス」ではなく「HTTPS URL」であることです。SNSのプロフィールページや、フォームを置いた問い合わせページのように、ウェブ上の住所で受け付ける形が想定されています。
これは設計から読み取れることです。連絡の窓口は、本人が別の場所に用意したものを指す形です。アソバース自体にフレンドやチャットの機能は未提供なので、サイト内で直接メッセージをやり取りする経路は、現在の案内にはありません。連絡先を公開する場合は、外部の窓口を指すURLを自分で用意することになります。
なお、架空クリエイター13名についても触れておきます。作品の雰囲気を案内する役割で、カードとプロフィールに「架空クリエイター」と表示されます。実際の制作・公開元はアソバースです。実在ユーザーのアカウントではないので、そのプロフィールを不具合報告や連絡の宛先と考えないようにしてください。
「選んだときだけ」から読み取れること
確認済みの文言は「本人が明示的に公開を選んだときだけ表示」です。この文には、読み取れる点が三つあります。
一つ目は、表示が自動ではないことです。アカウントを作った、作品を投稿した、レビューを書いたといった行為だけでは、プロフィールの内容が出るとは書かれていません。出るのは、本人が公開を選んだときだけです。
二つ目は、「明示的に」という語です。何かのついでに公開されるのではなく、公開するという意思表示の操作が前提になっています。投稿の流れが「入力→表示の確認→公開」の3段階であることとも、考え方が通じています。外に出す前に、確認を挟む設計です。
三つ目は、公開の単位です。確認済みの案内は「公開プロフィール」のまとまりについて述べています。名前だけ、URLだけといった項目ごとの切り替えがあるかどうかは、確認済み事項にありません。この部分は、設定画面を開いて確かめるのが確実です。
取り下げについて、確認済みのこと・不明なこと
取り下げは、この仕組みでとくに大事な部分です。公開が「本人の選択」を条件にしているなら、その選択を元に戻せるかどうかが気になります。
現在の確認済み事項から言えるのは、表示が本人の公開の選択に紐づいているところまでです。取り下げの操作の場所、反映までの時間、項目ごとに分けて取り下げられるかどうかは、確認済み事項にありません。ここは推測で補わず、現在の案内と設定画面で確認してください。次の節以降は、この「不明な部分」を自分で埋める手順です。
ログイン用メールと問い合わせ先を分ける意味
ログイン用のメールアドレスは、アカウントの入口です。Googleまたはメールアドレスでアカウントを作り、メールアドレスでは確認メールも届きます。投稿やレビューの前提になる「メール確認」も、このアドレスで行います。
こうした用途のアドレスと、遊んだ人からの連絡を受ける窓口は、性質が違います。連絡の窓口は、迷惑な連絡が来たときに閉じたり、別の窓口に差し替えたりしたくなるものです。ログイン用のアドレスを公開してしまうと、窓口を閉じたいときに、アカウントの入口まで変える必要が出ます。
公開プロフィールの設計は、この二つを混ぜない形になっています。ログイン用メールは公開しない前提のまま、連絡の窓口は別のHTTPS URLとして扱います。窓口を差し替えるときも、アカウントの入口には手を触れずに済みます。
もう一つ、読み取れる点があります。ゲームには、Firebaseのユーザー識別子(UID)・認証トークン・メールアドレスを渡さない方針が、確認済み事項にあります。作品ごとに専用のプレイヤーIDが使われる設計です。メールアドレスをできるだけ外に出さない考え方は、プロフィールとゲームの両方に共通しています。
公開と取り下げを自分で確かめる手順
ここからは、実験の設計書として読んでください。結果はここには書きません。自分のアカウントで確かめると答えが出る形にしています。
問い
- 公開を選ぶ前、選んだ後、取り下げた後の三つの状態で、第三者の目に何が見えるか。
- ログイン用メールアドレスは、どの状態でも見えないか。
準備するもの
- 検証用のアカウント一つ。可能なら普段使いとは別にします。
- 第三者の視点を再現する環境。ログアウトした別のブラウザ、またはシークレットウィンドウを使います。
- 公開してもよいテスト用の名前と紹介文。実名や、本物の連絡先は使わないでください。
- 公開してもよいHTTPS URL。公開予定のSNSページなど、見られても困らないものにします。
- 記録用のメモ。表計算でも紙でも構いません。
手順
- 設定画面で、公開プロフィールに関する項目を探します。設定の場所と名称は、画面の案内に従ってください。
- 公開を選ぶ前の状態(状態A)で、ログアウトした別のブラウザから、自分のプロフィールを探します。見つかるかどうか、見つかった場合は何が見えるかを記録します。
- テスト用の名前・紹介・URLを入力し、公開を選びます(状態B)。画面の確認の指示があれば、そのとおりに進めます。
- 別のブラウザで再読み込みし、名前・紹介・SNSのURL・問い合わせのURL・メールアドレスの5項目が見えるかを記録します。
- 公開を取り下げる操作を探して実行します(状態C)。操作が見つからなければ、その事実も記録します。
- 別のブラウザで再読み込みし、状態Bと同じ5項目を確認します。
記録の取り方
状態A・B・Cのそれぞれで、5項目が「見える/見えない」の二択で記録します。各状態で2回ずつ、再読み込みの前と後に確認してください。取り下げ直後と、少し時間をおいてからの両方を見ておくと、反映の遅れかどうかを切り分けられます。
結果の読み方
- 状態Aで項目が見えた場合は、期待とのずれです。公開済みの設定が残っていないか、設定画面を見直してください。それでも説明がつかなければ、現在の案内で確認します。
- 状態Bで、選んでいない項目まで見えた場合も、同様に案内を確認してください。項目ごとの公開の単位は、確認済み事項にないためです。
- 状態Cで項目が残って見えた場合は、まず再読み込みと時間をおいた再確認を行います。ブラウザが前の表示を保持している可能性があります。それでも残るなら、取り下げの仕様を案内で確認してください。
- どの状態でも、ログイン用メールアドレスが見えた場合は、案内の記載と食い違います。スクリーンショットを手元に残し、サイトの問い合わせ手段で伝えてください。
起こりやすい誤り
- 自分がログインしたままの画面で確認してしまうと、本人向けの表示と第三者向けの表示を取り違えます。必ずログアウトした環境で確認します。
- 取り下げ直後の一度の確認だけで判断すると、反映の遅れやブラウザの保持を見落とします。
- 本物の連絡先をテストに使うと、確認中の短い間でも外に出ます。テスト用の情報で行ってください。
取り下げで「戻せるもの」と「戻せないもの」
取り下げは、アソバースの表示を止める操作です。止められる範囲を、一般的な考え方で整理しておきます。
- 戻せる可能性が高いもの:アソバース上の表示です。本人の選択に紐づいているので、選択を変えれば表示も変わる設計です。実際の反映の仕方は、前節の手順で確認します。
- 戻せないもの:公開されている間に、誰かが見て手元に保存したものです。スクリーンショットや、別の場所に書き写されたものは、取り下げても残ります。公開前に「見られてもよい情報か」を決めておくことが、いちばん確実な対策です。
- 別のサービスの側にあるもの:URLの先のSNSや問い合わせページは、それぞれの運営元の管理下にあります。プロフィールからURLを外しても、リンク先のページが消えるわけではありません。そのページを閉じたいときは、リンク先のサービスで設定します。
退会についても確認済みの事実があります。退会すると、アップロードファイル、履歴・セーブを含む個人データ、認証アカウントが削除されます。公開プロフィールの内容が、この「個人データ」にどう含まれるかの細部は、確認済み事項に書かれていません。退会を考えるときは、取り下げと退会の両方について、現在の案内で扱いを確認してください。
公開するかどうかを決める判断基準
最後に、公開するかどうかを決めるための問いを挙げます。保護者の方が子どもの設定を見守る場面でも、そのまま使えます。
- その情報が検索や共有で広がっても困らないか。 名前は本名でなくても構いません。ニックネームで遊ぶ使い方も考えられます。
- 連絡を受ける目的があるか。 作品を公開して感想を受けたいなら、窓口を置く意味があります。遊ぶだけなら、公開しない選択も自然です。
- 窓口を閉じられるか。 問い合わせページやSNSのアカウントを、あとから閉じたり差し替えたりできるかを確かめます。
- 未成年の場合、保護者と一緒に決めたか。 年齢に応じた扱いは、現在の案内や規約で確認してください。この記事は、法的な判断を示すものではありません。
- 取り下げの手順を、公開する前に確認したか。 戻す方法を知ってから出すと、気持ちの余裕が違います。
次の行動
検証用のアカウントで、状態A・B・Cの三つを別のブラウザから確認し、5項目を記録してみてください。確認が終わったら、本番のアカウントで公開する項目を決めます。連絡の窓口は、ログイン用メールとは別のHTTPS URLとして用意してください。取り下げの手順が分からない場合は、公開する前に現在の案内で確認します。

