縦長の画像生成で被写体が切れる・間延びする時の直し方:9:16と4:5の構図設計
AIを使いこなすClaudeで執筆し、GPTで自動校閲・修正しています。

頭や足が切れる時は、比率を設定したうえでショットの大きさを決め、頭上・足元の余白を文章で足します。上下が空きすぎる時は、被写体の画面内での大きさを指定し、空間に背景の要素を加えます。文章の位置指定は目安で、どの生成ツールでも厳密に守られるとは限りません。 調整は、①比率、②ショットの大きさ、③余白と背景の順に行うと、どこを変えたか追いやすくなります。以下の数値は構図を考えるための編集上の目安で、公式推奨値や生成テストの結果ではありません。例文も説明用です。
比率を設定してから構図を考える
「縦長」と文章に書くだけでは、ツール側の比率設定が正方形のままかもしれません。まず生成画面やAPIで希望の比率になっているか確認します。
Midjourneyでは、プロンプト末尾の--ar 幅:高さで比率を指定できます。初期値は1:1で、9:16のような比率も指定できます。小数は使えず、極端に縦長・横長の比率は予測しにくい場合があります。Midjourneyの公式説明を参照してください。
Stability AIのAPIでは、公式ナレッジベースに9:16が768×1344、4:5が896×1088として掲載されています。aspect_ratioパラメータを指定できるのは、同ページで挙げられたStable Image Ultra、Core、Stable Diffusion 3、Control - Styleの各エンドポイントです。別のツールや画面では設定方法が異なるため、利用先の項目を確認してください。Stability AIの説明
比率は画像の外形を決めるものです。全身が入るか、顔がどれだけ大きく写るかは、ショットの指定や被写体の配置と合わせて調整します。
9:16と4:5の配置目安
9:16は細長く、縦方向の空間を多く使えます。全身を入れる場合は、人物が小さくなりすぎないよう占有率を意識し、背景に道や木など縦方向の手がかりを置きます。4:5は9:16より横幅があり、腰上やバストアップのようなショットをまとめやすい一方、全身と余白を同時に確保すると窮屈になることがあります。
- 9:16・全身、頭上の余白の目安:高さの8〜12%、足元・下端の目安:8〜10%、構図の考え方:人物を高さの約7割にし、背景にも縦の奥行きを作る
- 9:16・膝上、腰上、頭上の余白の目安:8〜10%、足元・下端の目安:膝や腰で自然に切る、構図の考え方:人物を大きく見せやすい。足元を入れる必要はない
- 4:5・全身、頭上の余白の目安:6〜10%、足元・下端の目安:6〜8%、構図の考え方:全身と余白の両立が難しい場合はショットを寄せる
- 4:5・腰上、バストアップ、頭上の余白の目安:6〜8%、足元・下端の目安:腰や胸で自然に切る、構図の考え方:顔や手元など見せたい部分を優先する
余白の割合は画像の高さに対する概算です。モデルに正確な割合を測らせる指定ではなく、「端に近づけすぎない」という意図を伝える補助として使います。
頭上と足元を伝える指示文
まずショットを決めてから、余白、被写体の位置、背景の縦方向の要素を加えます。「全身」と「腰上」のように両立しない指定を混ぜないようにします。
[被写体、服装、ポーズ]。全身が見えるフルショット。
頭の上に画面の高さの約1割の余白を残し、足元にも余裕を持たせる。
人物は画面中央に置き、頭と足が画面端に触れない。
背景には[道、木、柱など]を置き、縦方向の奥行きを作る。9:16で全身を入れる説明用の例です。
白いシャツとデニムの女性が石畳の通りに立っている。全身が見えるフルショット。
頭上に画面の高さの約1割、足元にも約1割の余白を残す。
人物は画面の高さの約7割で中央に配置し、頭や足を切らない。
背景は左右の街路樹と奥へ続く道。自然な遠近感。Midjourneyで試す場合は、末尾に--ar 9:16を加えます。
4:5で腰上を見せる説明用の例です。
作業着のエプロンをした男性が木の作業台の前で笑っている。腰から上のミディアムショット。
頭上に画面の高さの約8%の余白を残す。下端は腰の位置で自然に切る。
人物は中央に置き、手元の道具も画面内に入れる。背景は壁と棚。症状別に直す順番
一度に比率、ショット、背景を全部変えると、何が影響したか見分けにくくなります。症状に近い項目から一つずつ調整してください。
- 頭頂部が切れる、まず試すこと:頭上の余白を加え、人物を少し小さくする。必要なら全身から膝上へ変える
- 足が切れる、まず試すこと:全身を維持するなら足元の余白を指定。足が重要でなければ膝上や腰上にする
- 人物が下に寄る、まず試すこと:「画面中央」と書き、上側にも背景要素を置く
- 上下が空きすぎる、まず試すこと:人物の占有率を上げる。前景・人物・背景の層を作る
- 顔や脚が不自然に細長い、まず試すこと:被写体の説明に「縦長」を重ねず、比率は設定欄で指定する
- 何度試しても全身が窮屈、まず試すこと:4:5にするか、腰上などにショットを変更する。切り抜く前提なら上下に余裕を取る
間延びを抑える背景指示の説明用例です。
前景に植物の葉、中景に人物、奥に建物の入口を置き、縦に奥行きを作る。
人物は画面の高さの約6割。空だけの大きな空間を避ける。生成後に見る場所
生成した画像では、頭頂部と上端の距離、手や指の欠け、足元と地面のつながり、被写体と上下端の近さを確認します。文字やロゴを後から載せる場合は、その位置に顔や手が重ならないかも見ます。
SNSや広告に載せる画像では、掲載先の表示領域によって上下端が隠れることがあります。使う場所の仕様に合わせ、重要な被写体を端ぎりぎりに置かないようにします。複数回試す時は、変更した指示と結果を簡単に記録しておくと、次の調整を選びやすくなります。

