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自作ゲームのSEO:検索で見つかるタイトルと説明文の作り方

遊びを届ける

執筆にClaudeを使用しています。

公開中の作品を表す展示枠とゲーム本体の箱を、別々に手入れする小さな作業台。
記事のテーマをもとに制作したAI生成イラスト。

ゲームを完成させて公開しても、プレイヤーが検索で見つけてくれなければ遊んでもらえません。SNSでの拡散は「運」に左右されますが、検索からの流入は一度仕込めば継続して働くという点で性質が異なります。 自作ゲームのSEOで最初に手をつけるべき場所は、タイトルと説明文(メタディスクリプションやページ上のテキスト)です。ここが検索エンジンにとってページ内容を判断する最も重要なシグナルであり、検索結果一覧でユーザーが「クリックするかどうか」を判断する唯一の手がかりでもあります。アクセス解析ツールも広告予算もなくても、この二つを整えるだけで検索流入の土台が作れます。 この記事では、ゲームのタイトルと説明文に絞って「何を書くか」「なぜその表現が機能するか」「どの順で作るか」を具体的に説明します。

この記事の目次
  1. 検索される言葉から逆算してタイトルを作る
  2. 「誰が・何をするゲームか」を一文で書く説明文
  3. ゲームページ本文のテキストに何を書くか
  4. タイトルと説明文の見直しタイミング
  5. 次の行動
  6. 参考資料

検索される言葉から逆算してタイトルを作る

SEOの出発点は「プレイヤーが何と入力して検索するか」を想像することです。完成したゲームを宣伝するのではなく、まだゲームを知らない人が使う言葉を先に考えます。

たとえば「迷宮脱出アドベンチャー」というタイトルを持つゲームを作ったとします。このタイトル自体はオリジナルですが、ゲームを探している人が入力するのは「脱出ゲーム ブラウザ」「謎解き 無料 PC」「ホラー脱出 短編」といった一般的な言葉です。タイトルに「迷宮脱出」という言葉が含まれていれば「脱出」「脱出ゲーム」などで引っかかりやすくなりますが、ゲームのタイトルだけでは限界があります。

そこで重要になるのが、タイトルタグと呼ばれるHTMLの <title> 要素です。ゲームのページタイトル(ブラウザのタブや検索結果に表示される文字列)は、作品名だけでなくジャンルや特徴を付け加えた形で書くことができます。

迷宮脱出アドベンチャー | 謎解き脱出ゲーム【ブラウザ無料】

この構成には三つの要素が含まれています。①作品名(ブランド)、②ジャンルキーワード(謎解き脱出ゲーム)、③プレイ条件(ブラウザ無料)。検索する人が絞り込みに使う言葉を自然に含める形です。

タイトルタグに含める文字数は、検索結果で表示しきれる範囲として32文字前後が一般的な目安です。全角換算で30〜35文字を超えると途中で切れて「…」になることが多く、重要な情報が見えなくなります。作品名が長い場合は後半に追記するより、短い作品名を選ぶかサブタイトルとして別に置く方が管理しやすくなります。

「誰が・何をするゲームか」を一文で書く説明文

説明文(メタディスクリプション)は、検索結果でタイトルの下に表示される2〜3行のテキストです。これ自体は検索順位に直接影響しないとされていますが、クリック率(CTR)を左右するため、流入数に実質的な影響があります。

説明文で伝えるべきことは次の三つです。

  1. 何をするゲームか(プレイの行為が分かる)
  2. 誰向けか・どんな体験か(対象と雰囲気)
  3. すぐ遊べる理由(インストール不要・無料・短時間など)

悪い例として「オリジナルアドベンチャーゲームです。ぜひ遊んでみてください。」という説明文があります。作者の視点から書かれており、プレイヤーが検索結果で受け取る情報がありません。

良い例は「謎解きが好きな人向けの短編脱出ゲームです。30分ほどで遊び終わるボリュームで、ブラウザだけで動きます。」のような文です。プレイの行為(謎解き・脱出)、プレイ時間の目安(30分)、動作環境(ブラウザのみ)が含まれており、自分に合うかどうかをその場で判断できます。

文字数はタイトルタグより余裕があり、全角換算で70〜120文字程度が検索結果に表示される範囲の目安です。この中でキーワードを詰め込もうとすると文章が壊れるため、自然な日本語として読めることを優先します。検索エンジンが説明文を無視して本文から別のテキストを抜き出すケースもあり、これを防ぐには本文中にも同様の情報を含めておくことが有効です。

ゲームページ本文のテキストに何を書くか

ゲームの説明ページ(投稿ページや自前のHTMLページ)に書く本文テキストは、検索エンジンがページ全体の内容を把握するために使います。ゲームそのものはCanvasやiframeで表示されるため、ゲームの中身をクローラーは読めません。ページに書かれたテキストが唯一の手がかりです。

本文に書いておくべき要素を整理します。

  • ジャンルと操作方法:「マウスクリックで進む横スクロールアクション」「キーボード操作のパズルゲーム」のように、ジャンルと入力方法を一文で書きます。
  • 対象と難易度:「パズル初心者でも最後まで遊べます」「ホラー演出があるため、苦手な方はご注意ください」のように、プレイヤーが自分に合うか判断できる情報を書きます。
  • プレイ時間の目安:10分・30分・1時間などの目安はSEOとしてもユーザー体験としても有効です。
  • 更新履歴やバージョン情報:ページが更新されていることは検索エンジンにとって鮮度のシグナルになります。

箇条書きや見出しを使って情報を整理することも、クローラーが構造を読み取りやすくなるという点で有効です。ただし、キーワードを不自然に連呼するテキストは現在の検索エンジンでは評価されません。「ゲーム ゲーム 無料 ゲーム」のような詰め込みは避け、読んで意味が通る文章を書くことが前提です。

タイトルと説明文の見直しタイミング

公開直後に設定したタイトルや説明文をそのまま放置しているケースは少なくありませんが、内容の変化に合わせて更新することが望ましい場面があります。

ゲームをアップデートして難易度を調整したり新しいステージを追加したりした場合、それを説明文に反映することでクリック率が上がる可能性があります。「ver.2.0 新エリア追加」のような情報を書き加えることは、既存プレイヤーへの告知という意味でも機能します。

また、公開から数週間経ってもアクセスが来ていない場合は、タイトルや説明文のキーワードを見直す価値があります。自分が使ったジャンル名や語彙が、実際に検索されている言葉と一致していない可能性があります。Googleサーチコンソール(公式の無料ツール)を導入すると、どのキーワードで表示されているか・クリックされているかが分かります。これを手がかりに、タイトルや説明文の表現をより実際の検索語に近づけることができます。

公開ページのURLは変更しないことを前提に、タイトルや本文テキストは何度でも更新できます。SEOは一度設定して終わりではなく、アクセスデータを見ながら調整を続けるプロセスです。

次の行動

まず自分のゲームページのタイトルタグを確認し、作品名の後ろにジャンルとプレイ条件を追加してみてください。次に説明文を「誰が・何をする・どんな条件で遊べるゲームか」の三点で書き直します。Googleサーチコンソールを設定してURLを登録しておくと、数週間後に検索流入のデータが取れるようになります。アソバースに投稿している場合は、ゲームの説明欄にも同様の情報を含めておくと、プラットフォーム内の検索とプレイヤーへの伝わりやすさの両方に効果があります。

参考資料

  • Google 検索セントラル(旧 Google ウェブマスター向けガイドライン)
  • Google サーチコンソール ヘルプドキュメント