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設定はどこに残るか:言語・テーマ・動きの設定を自分で突き止める手順

遊びを見つける

執筆にClaudeを使用しています。

折りたたみ紙が広がる枠で、言語による文字量に対応する画面設計を表したイラスト。
記事のテーマをもとに制作したAI生成イラスト。

アソバースを英語表示にして、ダークテーマに切り替え、「動きを抑える」を入れたとします。翌日に開き直したとき、この3つはそのまま残っているでしょうか。スマートフォンで同じ設定を済ませたあと、パソコンで開いたらどうなるでしょうか。 先に確認できている範囲を整理します。アソバースは日本語と英語の表示切り替え、ライトとダークの切り替え、「動きを抑える」設定に対応しています。ログイン中は、クラウドセーブ、作品ごとのプレイ履歴、あとで遊ぶ、好きな作品、作者のフォローが使えます。ただし、言語・テーマ・動きの設定がブラウザーとアカウントのどちらに残るのかは、現在の案内からは確認できません。この記事ではそこを推測で埋めず、読者が自分の環境で判定できる実験の設計書として進めます。結果は書きません。

この記事の目次
  1. まず「何が」「どこに」残るかを分けて考える
  2. 設計から読み取れること:サイトの設定と作品の設定は別の層にある
  3. 実験の設計:どの操作で消え、どの操作で残るか
  4. 結果の読み方
  5. 起こりやすい誤り
  6. 作品側の確認:記録が残るものと残らないもの
  7. 次の行動

まず「何が」「どこに」残るかを分けて考える

「設定が残る」と言っても、置き場所は少なくとも3つに分かれます。

  • ブラウザーの中:そのブラウザーのそのプロファイルだけで有効です。別のブラウザーや別の端末には届きません。サイトデータを消すと一緒に消えます。
  • 端末やOSの設定:暗い表示を好む、アニメーションを減らすといった、ブラウザーの外にある設定です。サイト側が参照しているなら、保存しなくても同じ見た目になります。
  • アカウント側:ログインすれば別の端末でも同じ内容が見えるものです。

確認済みの事実を、この3つに当てはめると次のとおりです。

  • ゲストの履歴・進行、確認済みの置き場:端末内。ログイン後のアカウントへ自動では混ざりません、現在の案内では不明な点:なし
  • ログイン中の履歴・クラウドセーブ、確認済みの置き場:アカウント、現在の案内では不明な点:なし
  • 言語・テーマ・動きの設定、確認済みの置き場:記載なし、現在の案内では不明な点:ブラウザーかアカウントか、OS設定への追従かは不明
  • 公式13作品の記録・録音(10作品)、確認済みの置き場:画面を開いている間だけ、現在の案内では不明な点:なし
  • 余白の庭・WAVE / WAVE・かたちのあいだの保存、確認済みの置き場:各作品の保存、現在の案内では不明な点:保存先の細部は作品を開いて確かめる

表の3行目が、この記事の問いそのものです。ここは「アカウントのクラウドセーブに入っているはず」とも「ブラウザーだけのはず」とも決められません。答えを出すには、実際に操作して見るのが確実です。

設計から読み取れること:サイトの設定と作品の設定は別の層にある

確認済みの事項から、設定の置き場について3点を読み取れます。

1つ目は、公式13作品がサイトの日本語/英語設定に合わせて表示を切り替える点です。サイトで選んだ言語が作品側にも反映される設計です。一方で、13作品はすべて独立したHTMLで、外部通信なしに動きます。言語がどんな経路で作品に伝わるのかは、案内に書かれていません。

2つ目は、ゲームがsandbox付きのiframeで実行され、アップロードされたコードはメインサイトと別のオリジンから配信される点です。オリジンとは、おおむね「アドレスの出どころ」のことで、ブラウザーはオリジンが違うと保存領域も別に扱います。このため、サイト本体の保存内容を作品が直接読んでいるとは限りません。作品が自分の言語や動きの設定をどう決めているかは、サイトの設定の置き場とは別に調べる必要があります。

3つ目は、「言語変更とプレイ画面の拡大で進行を保つ」と明記されている点です。言語を切り替えても、遊んでいる途中の状態が失われないように設計されています。これは作品を開いたまま起きる変化への配慮です。ブラウザーを閉じても残る、という意味ではありません。画面を開いている間だけ記録が残る10作品では、タブを閉じれば記録も消えます。

この3点を混同しないことが大切です。サイトの設定が残ることと、作品の記録が残ることは、別の問いです。

実験の設計:どの操作で消え、どの操作で残るか

問いと準備

問いは「言語・テーマ・動きの設定は、どの操作のあとまで残り、どこまで他の環境に届くか」です。準備するものは次のとおりです。

  • 同じ端末に入っている2種類のブラウザー(たとえばChromeとSafari)。1種類しかなければ、通常ウィンドウとプライベートウィンドウでも代用できます
  • ログインできるアカウント(GoogleまたはメールアドレスでOKです)
  • 可能なら、もう1台の端末
  • 記録用の表(下に例を示します)

手順

最初に、OS側の設定を確認してメモします。暗い表示を使っているか、アニメーションを減らす設定が入っているかを控えておきます。この値が、後で結果を読むときの手がかりになります。

手順A:ゲスト状態でブラウザーに残るかを見る

  1. ログインしていないブラウザーで、アソバースを英語表示、ダークテーマ、「動きを抑える」オンに変更します。
  2. ページを再読み込みして、3項目を確認します。
  3. タブを閉じ、開き直して確認します。
  4. ブラウザーを完全に終了し、起動し直して確認します。

手順B:別のブラウザーに届くかを見る

  1. 手順Aと同じ端末で、別のブラウザー(またはプライベートウィンドウ)を開きます。
  2. 3項目の状態を確認します。

手順C:アカウントに結びつくかを見る

  1. 手順Aで設定したブラウザーでログインし、3項目を確認します。ログインの前後で見た目が変わるかを見ます。
  2. 手順Bの別ブラウザーでも同じアカウントでログインし、3項目を確認します。
  3. 可能なら、別の端末でもログインして確認します。
  4. 別ブラウザーで設定を別の値(日本語、ライト、動きを抑えない)に変え、いったんログアウトします。元のブラウザーに戻り、再読み込みして3項目を確認します。

手順D:サイトデータの消去

最後に、手順Aのブラウザーでサイトデータを消去し、再度開いて3項目を確認します。この手順には注意が必要で、詳しくは後述します。

記録の取り方

条件ごとに、3項目それぞれを「保たれた/変わった」で記録します。1つの条件につき、確認は2回行います。1回目は設定を変えた直後、2回目は一度別のページへ移動して戻ってからです。

  • 再読み込み、言語:、テーマ:、動き:、メモ:
  • タブを閉じて再度開く、言語:、テーマ:、動き:、メモ:
  • ブラウザー再起動、言語:、テーマ:、動き:、メモ:
  • 別のブラウザー(ゲスト)、言語:、テーマ:、動き:、メモ:
  • ログイン直後、言語:、テーマ:、動き:、メモ:
  • 別ブラウザーでログイン、言語:、テーマ:、動き:、メモ:
  • ログアウト後の元のブラウザー、言語:、テーマ:、動き:、メモ:
  • サイトデータ消去後、言語:、テーマ:、動き:、メモ:

結果の読み方

表が埋まったら、次のように読みます。

  • 再読み込みや再起動では保たれ、別のブラウザーでは保たれない:ブラウザー側に置かれている可能性が高いと言えます。
  • 別のブラウザーでログインしたとき、設定が追いつく:アカウント側にも置かれている可能性があります。手順Cの4で別ブラウザーの変更が元のブラウザーに反映されたなら、アカウント側の設定が優先されていると読めます。
  • 別のブラウザー(ゲスト)でも同じ見た目になる:保存ではなく、OSやブラウザーの設定に追従している可能性があります。
  • 項目ごとに結果が違う:たとえば言語だけアカウントに残り、テーマはブラウザーに残る、という組み合わせもありえます。3項目を一括りにせず、1項目ずつ判定します。

起こりやすい誤り

最も多い誤りは、見た目が同じことを「保存されている」と読んでしまうことです。ダークテーマがOSの暗い表示に従っているだけなら、別のブラウザーでも暗く見えます。「動きを抑える」も、OS側でアニメーションを減らす設定が入っていれば、サイト側の保存とは無関係に効くことがあります。手順の最初にOS設定を控えるのは、このためです。可能であれば、OS設定を切り替えて再確認すると切り分けられます。

言語も同様で、ブラウザーの表示言語に合わせて初期値が決まるサイトがあります。その場合、別のブラウザーで同じ言語になっても、保存の証拠にはなりません。

そのほか、次の点にも注意します。

  • プライベートウィンドウは、閉じると保存内容が消えるのが一般的です。「消えた」ことを不具合と取り違えないようにします。
  • ブラウザーの拡張機能やプライバシー設定で、サイトデータが自動的に消されることがあります。再起動で消える場合は、この可能性も疑います。
  • 手順Dのサイトデータ消去は、ゲストの履歴や進行を一緒に消します。ゲストの履歴・進行は端末内に保存され、ログイン後のアカウントへ自動では混ざらないため、消すと戻せません。残したい進行があるブラウザーでは行わず、実験用のブラウザーかプロファイルで試してください。
  • ログイン状態で試す場合も、クラウドセーブや履歴をうっかり消さないように、削除や退会の操作とは切り離します。退会すると、アップロードファイルや履歴・セーブを含む個人データと認証アカウントが削除されます。

作品側の確認:記録が残るものと残らないもの

サイトの設定とは別に、作品の保存も同じ表の考え方で確かめられます。保存があるのは余白の庭、WAVE / WAVE、かたちのあいだの3作品です。残りの10作品の記録・録音は、画面を開いている間だけ残ります。

たとえば、余白の庭に木を数本置いて画面を閉じ、開き直して庭が残っているかを見ます。こだまの森やプリズムの道のように記録が画面内だけの作品では、途中で言語を切り替えても進行が保たれるかを見ます。そのあとタブを閉じて開き直し、記録が消えることを確かめます。保存の有無は作品ごとに違います。保存先の細部は、作品を開いて確かめてください。

次の行動

まず、OS側の表示設定を控えてから、手順Aの再読み込みと再起動の2条件だけ試してみてください。そこで「ブラウザーに残る」ことが見えたら、手順Bと手順Cに進みます。設定の置き場はこの記事では断定できないため、判定の結果は、現在の案内と照らし合わせて確認してください。