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ゲームの英語の説明文テンプレート:ストアページとREADMEで使える構成と文例

遊びを届ける

執筆にClaudeを使用しています。

一つだけ空いた場所へ、丸い駒を置こうとする初めての一手。
記事のテーマをもとに制作したAI生成の写真風イメージ。

ゲームを海外向けに公開するとき、最初に壁になるのが説明文です。「どんな順番で何を書けばいいのか」「自分の英語で通じるのか」という不安から、説明文を後回しにしたり、機械翻訳をそのまま貼り付けたりするケースが少なくありません。 英語の説明文は、プレイヤーにとって「このゲームをダウンロードするかどうか」を決める最初の判断材料です。長さや文法の完璧さより、「何をするゲームか」「誰に向いているか」「どれくらいで遊べるか」の三点が伝わる構成が重要です。 この記事では、ストアページやプラットフォームへの投稿説明文と、GitHubなどで使うREADMEの二種類に分けて、そのまま使えるテンプレートと、各パーツの書き方の判断基準を示します。

この記事の目次
  1. 短い説明文(サマリー)の構成
  2. 詳細説明文(ロング説明)の構成と文例
  3. README向けの構成と書き方
  4. 書いた説明文を見直すときのチェックリスト
  5. 次の行動

短い説明文(サマリー)の構成

プラットフォームの投稿ページでは、タイトル直下に表示される1〜3文の短い説明文(サマリー)が最も読まれます。ここで伝えることは一つで十分です。「何をするゲームか」だけを書いてください。

テンプレート(1文型)

A [ジャンル] game where you [主な動作] to [目的・ゴール].

記入例

A puzzle game where you rotate colored tiles to light up the entire board.

A typing game where you defend your base by spelling words before the enemies arrive.

このテンプレートの「A … game where you …」の形は、英語話者が直感的に理解しやすい構文です。「unique」「innovative」「amazing」といった形容詞は省いてください。プレイヤーはその言葉に慣れきっており、情報として機能しません。

サマリーに「日本語版もあります」や「スマホ非対応」といった注意書きを混ぜると焦点が散ります。そうした情報は後述の詳細説明文に回してください。

詳細説明文(ロング説明)の構成と文例

詳細説明文は、サマリーに興味を持ったプレイヤーが「もう少し知りたい」と思ったときに読む部分です。段落は三つに分けると整理しやすくなります。

第1段落:ゲームプレイの概要

何をするゲームかを少し詳しく書きます。操作方法・目的・ループ(繰り返す行動)の三点を1〜3文でまとめます。

テンプレート

[ゲームタイトル] is a [ジャンル] game where [主な行動の説明]. Your goal is to [最終目標]. [繰り返す行動・仕組みの一文].

記入例

*Tideland Reversi* is a strategy board game where two players take turns placing stones on an 8×8 grid. Your goal is to have more stones in your color than your opponent when the board is full. Every stone you place can flip your opponent's pieces, so each move changes the balance of the entire board.

第2段落:特徴・差別化ポイント

他のゲームと比べて何が違うか、あるいはどんな体験ができるかを書きます。「Features include:」と前置きして箇条書きにするのが読みやすいパターンです。

テンプレート

Features include:- [特徴1]- [特徴2]- [特徴3]

箇条書きは3〜5項目が適切です。「Beautiful graphics」「Smooth controls」のような当たり前のことを特徴として書くと、逆に内容の薄さが目立ちます。「自動セーブ」「ランキング機能」「色覚サポートのあるカラーモード」のように、実際にある機能を具体的に挙げてください。

第3段落:対象プレイヤーとプレイ時間の目安

「誰向けか」と「どれくらいの時間で遊べるか」を書きます。購入・インストールへの心理的なハードルを下げる効果があります。

テンプレート

Perfect for [対象プレイヤーの描写]. A single session takes about [プレイ時間の目安].

記入例

Perfect for players who enjoy calm, logic-based puzzles with no time pressure. A single session takes about 5 to 10 minutes, making it easy to pick up and put down.

時間の目安は「5 to 10 minutes」のように幅で書くと正直さが伝わります。「Endless fun!」のような誇張はプレイヤーの期待値を誤った方向に引き上げるため避けてください。

README向けの構成と書き方

GitHubやソースコードを公開する場所のREADMEは、エンドユーザーではなく「ゲームに手を加えたい開発者」が読む文書です。説明文の構成は投稿ページとは別に考える必要があります。

基本的な構成は次の順番になります。

  1. タイトルと一文説明(上述のサマリーと同じ形でよい)
  2. スクリーンショットまたはデモリンク(文章より先に視覚情報を置く)
  3. How to Play(操作説明。箇条書きか番号付きリスト)
  4. How to Run / Install(ファイルを開く手順。ローカルで動かす場合の注意点)
  5. License(使用ライセンスの明記)

How to Playの書き方で迷いやすいのは動詞の選び方です。英語の操作説明では命令形(動詞の原形で始める文)が標準的です。

記入例

- Click on a tile to select it.- Press the arrow keys to move the character.- Hold Shift to sprint.

「You can click…」や「The player clicks…」ではなく、「Click…」と短く始めるだけで文全体がすっきりします。

How to Run の欄でよくある失敗は、「ブラウザで開くだけ」のゲームでも詳細な手順を書きすぎることです。HTMLファイルをダブルクリックするだけなら、"Open index.html in any modern web browser. No installation needed." の一文で十分です。

書いた説明文を見直すときのチェックリスト

説明文の草稿ができたら、次の点を一つずつ確認してください。

  • サマリーに「何をするゲームか」が一文で入っているか。読んだ瞬間にジャンルと目的がわかる状態が理想です。
  • 「unique」「amazing」「the best」などの評価語を使っていないか。事実だけを書いてください。
  • プレイ時間の目安が入っているか。短時間ゲームと長時間ゲームでは読者層が違います。
  • 対応ブラウザや操作デバイスの制限を書いているか。「PC only」「keyboard required」といった情報はプレイ前に伝えるべきです。
  • 機械翻訳のまま使っていないか。上のテンプレートに自分のゲームの情報を当てはめ直したほうが、品質のばらつきが少なくなります。

文法的な細かいミスより、構成と情報の抜け漏れのほうが読者体験に影響します。完璧な英語でなくても、上の構成通りに情報が揃っていれば、英語話者はゲームの内容を把握できます。

次の行動

手元のゲームについて、「A [ジャンル] game where you [動作] to [目的].」の形でサマリーを一文書いてみてください。それが書けたら、詳細説明文の第1段落を3文で続けるだけで骨格が完成します。書いた説明文はアソバースへの投稿ページに貼り付けるか、GitHubのREADMEに組み込んで実際に公開してみてください。