ゲームの画面を録画する:無料の方法
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ゲームのクリア場面を残したい、攻略動画を作りたい、友人に見せたい——そんな場面で「画面録画ってどうやるの?」と調べる人は多いです。結論から言うと、Windows・Mac・スマートフォンのいずれも、追加費用なしで使える録画機能が標準搭載されています。有料ソフトを買わなくても、ほとんどの用途は無料の方法で十分に対応できます。 ただし「無料の方法」にも種類があり、環境によって使えるものが違います。OSの標準機能・ブラウザの開発者ツール・フリーソフトの三つに大きく分かれ、それぞれに向き不向きがあります。この記事では、端末ごとの具体的な手順と、録画がうまくいかないときの原因と対処を整理します。
この記事の目次
Windows:ゲームバーが最初の選択肢
Windows 10以降には「Xboxゲームバー」が標準で入っています。ゲームやブラウザのウィンドウを開いた状態で Win+G を押すとオーバーレイが表示され、録画ボタンを押すと録画が始まります。録画中は Win+Alt+R のショートカットでオン・オフを切り替えられます。保存先は「ビデオ」フォルダの中の「キャプチャ」フォルダです。
ゲームバーで録画できないケースがいくつかあります。デスクトップ全体や一部のウィンドウ(ファイルエクスプローラーなど)は対象外で、録画ボタンがグレーになります。ブラウザゲームであれば通常は録画できますが、システムのセキュリティ設定や特定のブラウザ拡張機能が干渉することがあります。もし録画できない場合は「設定 → ゲーム → キャプチャ」で機能がオンになっているか確認してください。
ゲームバーで対応できないウィンドウを録画したい場合は、フリーソフト「OBS Studio」が選択肢に入ります。OBSは画面全体・特定ウィンドウ・特定アプリ画面のどれでも録画できるため、ゲームバーの制限を受けません。設定の手順が多いですが、初回に「自動設定ウィザード」を使うと録画に必要な最低限の設定が自動で決まります。出力フォルダや映像品質はあとから変更できます。
Mac:画面収録ショートカットを使う
macOS Mojave(10.14)以降では、Shift+Command+5 を押すと画面収録のコントロールバーが表示されます。「画面全体を収録」「選択した部分を収録」のどちらかを選んで収録ボタンを押すだけで録画が始まり、メニューバーの停止ボタンか Command+Control+Esc で終了します。保存場所はデフォルトでデスクトップです。
注意点として、収録中にシステムサウンド(ゲームの効果音やBGM)を同時に録音するには、追加の設定が必要です。macOS標準の収録機能はマイク音声のみ対応しており、内部音声(システムオーディオ)の録音は標準ではできません。内部音声も一緒に録りたい場合は、無料の仮想オーディオドライバ(BlackHoleなど)をインストールして音声ルーティングを設定する方法が一般的です。手順は少し込み入っているので、音声なしで映像だけ録れれば十分という用途なら追加設定は不要です。
Macでも画面全体を柔軟に録りたい場合はOBS Studioを使えます。Windows版と同じく無料で、内部音声の取り込みも設定次第で対応できます。
スマートフォン:iOS・Androidとも標準機能あり
iPhoneとiPadでは、コントロールセンターに「画面収録」ボタンを追加することで録画できます。「設定 → コントロールセンター」から「画面収録」を追加し、コントロールセンターを開いてボタンを長押しするとマイクのオン・オフも選べます。録画した動画は写真アプリに保存されます。
Androidはメーカーや機種によって場所が違いますが、多くの場合クイック設定パネル(画面上部を2回スワイプして展開する領域)に「スクリーンレコーダー」「画面録画」などのボタンがあります。ない場合はボタン一覧の編集から追加できることが多いです。Android 11以降はGoogle標準の録画機能が多くの機種に入っています。
スマートフォンで録画するときに容量不足になりやすい点に注意が必要です。1分あたりの動画サイズは画質設定によりますが、数十MBから100MB以上になる場合もあります。録画前にストレージの空き容量を確認し、不要なアプリや写真を整理しておくと安心です。
ブラウザゲームをPCで録画するときの判断基準
ブラウザで動くゲームを録画する場合、どの方法を選ぶかは用途によって変わります。
用途別の選び方
- 手軽にクリップを残したい(Windows)、推奨する方法:Xboxゲームバー
- 手軽に録りたい(Mac)、推奨する方法:Shift+Command+5
- 長時間・高画質・音声も録りたい、推奨する方法:OBS Studio
- スマートフォンでプレイ中に録りたい、推奨する方法:OS標準の画面録画
録画した動画を編集・投稿する予定があるなら、最初からOBSで高めの解像度(1080p)・フレームレート(60fps)で録っておくと後の作業が楽です。一方、自分だけで見返す用途なら画質を落として720p・30fpsにするとファイルサイズを抑えられます。
録画がうまくいかないときに確認する点は次のとおりです。
- ゲームバーが反応しない:ゲームバーがオフになっているか、対象外のウィンドウを録ろうとしている可能性があります。
- 画面が黒くなって録れない:著作権保護(DRM)がかかったアプリや動画配信サービスを録画しようとしている場合に起きます。ブラウザゲーム自体にはこの問題はほぼ発生しません。
- 音声だけ録れていない:録画ソフトの音声入力設定で「システム音声」が選ばれているか確認します。
- 録画ファイルが見つからない:保存先フォルダを録画ソフトの設定で確認します。ゲームバーは「ビデオ → キャプチャ」、Macはデスクトップがデフォルトです。
録画するときに気をつけること
他の人が作ったゲームを録画して動画として公開する場合は、ゲームの利用規約や作者の意向に配慮することが一般的な考え方です。個人で楽しむための録画と、不特定多数に向けて公開する場合では扱いが異なることがあります。判断が難しい場合は、ゲームの配布元や作者に確認するか、専門家や公式情報を参照してください。
また、録画中はPCやスマートフォンの処理負荷が上がります。ゲームのフレームレートが落ちると感じたら、録画の解像度やビットレートを下げると改善することがあります。OBSの場合はエンコーダを「ソフトウェア(x264)」から「ハードウェア(NVENC/AMF/VideoToolbox)」に切り替えると、CPUへの負担が減ります。
次の行動
まずは今使っている端末のOS標準機能(WindowsならWin+G、MacならShift+Command+5、スマートフォンならクイック設定パネル)を試してみてください。標準機能で対応できない場面が出てきたら、OBS Studioの公式サイトからインストールして「自動設定ウィザード」を使うと最初の設定を短時間で終えられます。録画した動画をブラウザゲームと一緒にアソバースへ投稿すれば、プレイの様子を他のユーザーに伝える手がかりになります。
参考資料
- Microsoft「Xbox ゲーム バーを使って PC ゲームの録画や画面キャプチャ」(公式サポートページ)
- Apple「Mac で画面を収録する」(公式サポートページ)
- OBS Project 公式ドキュメント

