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アソバースにゲームを投稿する:準備から公開まで

遊びをつくる

執筆にClaudeを使用しています。

箱に収めたゲーム模型を三段の台へ取り出し、ファイル投稿での公開を表したイラスト。
記事のテーマをもとに制作したAI生成イラスト。

「ゲームはできた。でも、どうやって投稿するのか」——その疑問を持ってこのページにたどり着いた方へ向けて、準備から公開ボタンを押すまでの流れを一本道で説明します。 アソバースへの投稿は、HTMLファイル単体またはZIPファイルをアップロードするか、すでに公開されているゲームのURLを登録するかの、大きく二つのルートがあります。どちらのルートを選ぶかによって、事前に用意するものが変わります。この記事ではその判断から始め、各ルートで詰まりやすいポイントを順番に押さえていきます。

この記事の目次
  1. 投稿ルートをまず決める
  2. アップロード前に整えること
  3. 投稿フォームの各項目を埋める
  4. 公開後に確認すること
  5. 次の行動
  6. 参考資料

投稿ルートをまず決める

アップロードか、URL登録か

ゲームのファイルを手元に持っているなら、アップロードルートを選びます。単一のHTMLファイルで完結しているゲームはそのままHTMLとして投稿でき、複数のファイル(JavaScript、CSS、画像、音声など)がある場合はZIPにまとめてアップロードします。

すでにGitHub PagesやVercel、itch.ioなど外部サービスでゲームを公開しており、そこへのURLが手元にあるなら、URL登録ルートを選びます。この場合、ファイルを二重に管理する必要はなく、外部サービス側を更新すればアソバース上のゲームも自動的に最新版になります。ただし、外部サービスのURLが変わった場合はアソバース側の登録も更新が必要です。

どちらが「正しい」ルートというわけではなく、ゲームの置き場所とメンテナンス方針で選んでください。

アップロード前に整えること

ZIPの構造を確認する

ZIPで投稿する場合、アソバースはZIPを展開した後に読み込むHTMLファイルを特定します。エントリーポイント(起動に使うHTMLファイル)は一般的に index.html という名前にしておくと安全です。ZIPの中にフォルダが深くネストされていると、読み込みパスがずれてゲームが起動しないことがあります。ZIPを作る前にローカルのブラウザで index.html を直接開き、画像・音声・スクリプトがすべて正常に読み込まれるかを確認しておきましょう。

外部リソースへの依存を整理する

ゲームがCDN経由でライブラリを読み込んでいる場合(例:Phaser、Three.js、Toneなど)、オフライン環境や特定のネットワーク条件でライブラリが読めず、ゲームが起動しないことがあります。本番投稿の前に、そのライブラリをZIPに同梱してローカル参照に切り替えるか、CDNが安定していることを確認してください。

外部APIを呼び出すゲーム(天気情報やAI APIなど)は、APIキーをファイルに直書きしないよう注意してください。HTMLやJavaScriptはブラウザ上で誰でも読めます。キーが必要な機能はサーバーサイドを挟むか、公開用にキーなしで動くデモ版を別途用意することを検討してください。

ファイルサイズと音声・画像の最適化

投稿できるファイルサイズの上限は公式サイトで最新の条件を確認してください。画像は用途に合わせてWebP形式への変換やリサイズを行い、音声はOgg VorbisやMP3に圧縮しておくと容量を大幅に削減できます。ゲームが重いとプレイヤーの離脱につながるため、ZIPの段階での最適化は投稿前の必須ステップと考えてください。

投稿フォームの各項目を埋める

タイトルと説明文

タイトルはゲームの内容が一言で伝わるものが理想です。「テスト」「無題」などの仮名で公開すると検索でも見つかりにくく、プレイヤーが何を期待すればよいかわかりません。説明文には「どんな操作をして」「何を目指すゲームか」を2〜3文で書きましょう。ルールが複雑な場合は、ゲーム内にチュートリアルか操作説明を入れておき、説明文には概要だけ書くとすっきりします。

サムネイル画像

サムネイルはプレイヤーがゲームを選ぶ際の第一印象になります。ゲームの画面スクリーンショットを使うのが最も正直で手間もかかりません。推奨サイズは公式サイトで確認してください。文字を入れる場合は、サムネイルが小さく表示されたときでも読めるフォントサイズにしてください。

タグとカテゴリ

タグはプレイヤーがゲームを探すときのフィルタになります。ジャンル(パズル、アクション、シミュレーションなど)、操作方法(マウス操作、キーボード、タッチ対応)、制作ツール(Phaser、Godot、Construct、AIツールなど)を組み合わせておくと、ニーズに合ったプレイヤーに届きやすくなります。

公開後に確認すること

実機・実ブラウザでの動作確認

投稿後、公開URLを別のブラウザやスマートフォンで開いて動作を確認してください。開発環境と公開環境ではファイルパスの解釈が異なる場合があり、ローカルでは動いていたものが公開後に動かないケースがあります。特にiOSのSafariは音声の自動再生に制限があるため、音が鳴るゲームは注意が必要です。

セーブとログインの扱い

アソバースのプレイヤーアカウントは、ゲーム内部に自動的に適用されるわけではありません。作者がアソバースSDKに対応したゲームだけが、共通ログインとクラウドセーブの機能を使えます。プレイ履歴(アソバースが記録するプレイ回数など)とゲーム内部のセーブデータは別物です。ゲームにセーブ機能を持たせたい場合は、SDKを使うかlocalStorageなどブラウザ側の仕組みで実装することになります。

修正が必要なときの対応

公開後にバグを発見した場合、修正したファイルを再アップロードすることで更新できます。URL登録ルートであれば、外部サービス側でファイルを差し替えるだけで反映されます。大きな変更をした場合は、説明文や「更新履歴」をゲーム内に書いておくと、リピーターに変更点が伝わります。

次の行動

アソバースのアカウントを作成し、投稿フォームを一度開いて各項目を確認してみてください。ZIPを使う場合は、今手元にあるゲームを index.html が先頭になるよう構成し直すところから始めると具体的に動けます。公式サイトでファイルサイズ上限や推奨画像サイズなど変わりやすい仕様を確認した上で、投稿を進めてください。

参考資料

  • アソバース 公式ヘルプ・投稿ガイド
  • MDN Web Docs(Web Audio API、localStorage、セキュリティ関連)
  • WebP、Ogg Vorbis 各フォーマットの公式仕様