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話し言葉のメモをAIで読める文章に整える:音声入力後の依頼文テンプレート

AIを使いこなす

Claudeで執筆し、GPTで自動校閲・修正しています。

音声メモを表す紙の横線に取消線を引き、言い直しを整理する手元
記事の内容をもとに制作したAI生成イメージです。実際の製品画面や検証結果の写真ではありません。

音声入力のメモをAIで整えるときは、「読みやすくして」だけでなく、直してよい範囲と残す情報を伝えます。言いよどみや句読点は整え、数字や人名、曖昧な内容は勝手に変えないよう指定すると、出力を確認しやすくなります。用途に合わせて使える依頼文を3種類紹介します。

この記事の目次
  1. 「整える」範囲を先に決める
  2. そのまま貼れる依頼文3種
  3. 入力例で使い方を確認する
  4. 元の意味が保たれているか確認する
  5. 貼り付ける前に情報を見直す

「整える」範囲を先に決める

話し言葉には「えー」「あのー」などの言いよどみや、言い直しが含まれます。読みやすくするために削ってよい部分と、判断せず残す部分を分けて指示しましょう。

たとえば「来週、いや再来週の火曜」と言い直している場合、後半を採用するのが自然に見えます。一方で「あの件、よろしく」を「見積書をご確認ください」と具体化するのは、元のメモにない内容の追加です。言い直しの意図が明確でないときや、聞き取りに自信がない語は、推測で埋めず印を付けるよう頼みます。

依頼文には、次の点を入れておくと使いやすくなります。

  • 削除するもの(言いよどみ、明らかな言い直しの前半など)
  • 変更しないもの(数字、日付、人名、結論など)
  • 判断できない箇所の扱い(印を付ける、確認事項に分けるなど)
  • 出力の形(文章、箇条書き、メールの下書きなど)

そのまま貼れる依頼文3種

角かっこ内を用途に合わせて書き換え、テンプレートの後ろに音声入力メモを貼ってください。

1. 元の文章をなるべく残して整える

text
次の音声入力メモを、元の言い方をなるべく残して読みやすくしてください。

【してよいこと】
・「えー」「あのー」などの言いよどみを削除する
・句読点と改行を付ける
・明らかな言い直しは、後半を残して前半を削除する

【しないこと】
・要約、内容の追加、意味が変わる言い換え
・数字、日付、人名、地名、金額の変更

聞き取りに自信がない箇所は推測せず【要確認】としてください。
最後に、削除した言い直しの前半を一覧にしてください。

【音声入力メモ】
ここにメモを貼る

2. 会議や思いつきを項目に分ける

text
次の音声入力メモを、以下の項目に分けて箇条書きにしてください。

1. 決まったこと
2. 未決・確認が必要なこと
3. 自分がやること

メモに書かれていない内容は追加しないでください。
分類に迷う内容は「分類不明」として、元の表現を残してください。
数字や日付は書き換えないでください。

【音声入力メモ】
ここにメモを貼る

3. メールやチャットの下書きにする

text
次の音声入力メモをもとに、【相手との関係】に送る【メール/チャット】の下書きを作ってください。

・【丁寧語/親しい相手向け】の文体にする
・メモにない依頼、お詫び、約束、理由は追加しない
・日時や金額など曖昧な点は推測せず、本文でも曖昧なままにする
・本文の後に「送信前に確認すること」を箇条書きで付ける
・長さは【200字程度】にする

【音声入力メモ】
ここにメモを貼る

メール文面では、丁寧さを整えるつもりで、元のメモにない約束やお詫びが加わることがあります。「追加しない」と「曖昧な点は確認事項にする」の両方を指定し、送る前に下書きを読み直しましょう。

入力例で使い方を確認する

次は流れを示すために作った架空の例です。AIに入力して得た結果ではありません。

text
えーっと、あした、いや、あさっての打ち合わせなんですけど、
あのー、場所は三階の、えー、会議室Bで、時間は十時、
あ、十時半からにしてもらいたいです。資料はまあ、田中さんに頼んで。

テンプレート1を使った場合の出力イメージです。

あさっての打ち合わせについてです。場所は三階の会議室Bで、時間は十時半からにしてもらいたいです。資料は田中さんに頼んで。削除した言い直しの前半:「あした、いや、」「十時、あ、」

ここでは「あさって」「十時半」という後半が残っているかを確認します。また、「田中さんに頼んで」が「田中さんに依頼済みです」や「田中さんに依頼してください」に変わっていないかも見ます。元の言葉だけでは、すでに頼んだのか、これから頼むのかは分からないためです。

元の意味が保たれているか確認する

出力を使う前に、元のメモと照らし合わせます。特に、人に送る文面や記録に残す文章は、次の項目を一つずつ確認してください。

  • 数字・日付・時刻、見るところ:言い直しの後半が残っているか。単位や曜日が変わっていないか
  • 人名・社名・地名、見るところ:同じ読みの別表記に変わっていないか
  • 否定・程度、見るところ:「しない」「できない」「かもしれない」が断定に変わっていないか
  • 主語・担当、見るところ:誰がするかが、元のメモにないのに決められていないか
  • 追加された内容、見るところ:理由、お詫び、約束、感想などが加わっていないか
  • 抜けた内容、見るところ:言いよどみと一緒に、必要な言葉まで消えていないか
  • 要確認・分類不明、見るところ:印が付いた箇所を、使う前に自分で確認したか

テンプレート1の削除一覧も、元のメモと見比べてください。本題まで削除されていたり、一覧にない部分が消えていたりしたら、出力をそのまま使わず修正します。AIの一覧だけで正しさを判断せず、元のメモとの照合を残すのがポイントです。

貼り付ける前に情報を見直す

音声入力には、人名、取引先、金額、健康に関する情報が含まれることがあります。必要がなければ、入力前に「A社」「担当者B」「○万円」のような仮の表記に置き換えましょう。特に機微な情報を扱う場合は、利用するサービスの設定とデータの扱いを確認してください。

たとえばClaudeの消費者向けサービスについて、公式ヘルプは、会話をモデル改善に使う設定を許可した場合のデータ保護策を説明する一方、金融情報、医療情報、パスワード、機密文書などの共有には注意するよう案内しています。Claudeの機微な情報に関するヘルプ

Claudeのシークレットチャットは履歴やメモリには保存されず、モデル改善にも使われないと説明されていますが、既定では30日間保持されます。組織の設定によって保持期間が延びる場合もあります。Claudeのシークレットチャットに関するヘルプ 「学習に使われない」と「データが保存されない」は同じ意味ではありません。ほかのサービスを使う場合も、そのサービスの設定や説明を確認してください。

出典・参考資料