ChatGPTとClaudeの学習向け機能を比べる:公式ヘルプで確かめたい項目
AIを使いこなすClaudeで執筆し、GPTで自動校閲・修正しています。

ChatGPTとClaudeを勉強に使うなら、比べたいのは答えの導き方・利用条件・履歴とデータの扱いです。ChatGPTのStudy modeは利用方法まで公式ヘルプで確認できます。ClaudeのLearning modeは現行の教育向け公式ページに説明がありますが、個人向けアカウントでも同じ機能を使えるとは判断できません。 この記事では、2026年10月29日に確認した公式本文をもとに、提供対象を分けて整理します。両サービスを実際に操作した比較実験ではありません。後半の空欄付き比較表は、自分のアカウントで確認した内容を記録するために使えます。
答えを導く機能と、使える場所を確認する
OpenAIのStudy modeヘルプは、問いかけ、段階的な説明、理解度の確認などを案内しています。ただし、直接答えを返す場合もあると明記されています。「答えを言わない」ことが保証された機能ではありません。
同ヘルプによると、Study modeは全プランでWeb・iOS・Androidに対応しています。Webでは入力欄に@studyを入力し、候補からStudyを選びます。モバイルでは+メニューから探して選びます。通常の会話で使う機能で、一時チャット・GPTs・Projectsでは選べません。画面構成はアプリの版によって異なります。
Claudeについては、現行の教育向けページが、Learning modeを「自分で答えを見つけるための問いを返す」ものとして紹介しています。2025年4月の発表では、大学などの高等教育機関向けClaude for Educationの機能として、Projects内で動くと説明されていました。
この発表時の説明を、現在の個人向けプランの操作手順へ置き換えることはできません。本記事では個人向けLearning modeの提供有無・起動手順を案内せず、確認できた教育向けの説明を比較材料にします。大学アカウントの場合も、大学向けヘルプが案内するように、所属機関による機能設定や利用方針を確認してください。
年齢条件は機能名とは別に読む
ChatGPTの個人向け利用規約では、13歳以上、または自国でサービス利用への同意に必要な最低年齢以上であることが条件です。18歳未満は親または法定保護者の許可が必要です。日本から利用する場合も、利用時点の適用規約を確認しましょう。
Claudeの年齢確認ヘルプは、個人向けClaudeの利用対象を18歳以上としています。保護者の許可があれば未成年も使える、と読み替えないでください。
学習機能があることと、子ども本人が利用条件を満たすことは別です。学校・大学のアカウントでは、所属機関の対象者条件や授業で認められる使い方も先に確認します。
履歴・記憶・モデル改善への利用を分ける
「履歴に残るか」「過去の情報で返答が個別化されるか」「サービス側のモデル改善に使われるか」は、それぞれ別の確認項目です。
ChatGPTの保持に関するヘルプでは、通常チャットは削除するまで、または適用される組織の保持方針で削除されるまで保存されます。削除すると画面から直ちに消え、原則30日以内のシステムからの完全削除が予定されます。ただし、すでにアカウントと切り離して非識別化された場合や、安全・法的義務による例外があります。
データ設定のヘルプによると、「Improve the model for everyone」をオフにした後の新しい会話はモデルの学習に使われず、履歴には引き続き表示できます。メモリによる個別化は別設定です。Study modeも、利用可能なメモリが有効なら保存された記憶や過去の会話を参照する場合があります。
Claudeの個人向けデータ保持の説明では、会話を削除すると履歴から直ちに消え、バックエンドから30日以内に削除されます。一方、モデル改善への利用を許可した後の新規・再開会話は、学習用の処理系で非識別化して最長5年保持される場合があります。
Claudeは改善設定をオフにした会話や削除した会話を将来のモデル学習には使わないと説明していますが、進行中の学習や学習済みモデルには反映が残ります。法令対応・利用規約違反への対応などの保持例外もあります。この個人向け説明を、大学などの組織契約にそのまま当てはめないでください。
自分の環境を記録する比較表
公式説明と自分の画面の結果を分けて書き込みます。空欄には、表示された機能名だけでなく、プラン・端末・確認日も残すと見直しやすくなります。
- 学習向け機能の位置づけ、ChatGPTの公式説明:Study mode。全プラン、Web・iOS・Android、Claudeの公式説明:教育向けページでLearning modeを紹介、自分の確認結果:アカウント種別:____
- 始め方・場所、ChatGPTの公式説明:通常の会話でStudyを選択。一時チャット・GPTs・Projectsでは不可、Claudeの公式説明:2025年の発表ではProjects内。現在の利用方法は機関の案内を確認、自分の確認結果:表示・操作:____
- 答えの導き方、ChatGPTの公式説明:問いかけや段階的説明。直接答える場合もある、Claudeの公式説明:教育向け説明では、問いで考えを導く、自分の確認結果:同じ問題への返答:____
- 個人向けの年齢条件、ChatGPTの公式説明:13歳以上等の条件。18歳未満は保護者等の許可が必要、Claudeの公式説明:18歳以上、自分の確認結果:条件を満たすか:____
- 通常チャットの削除、ChatGPTの公式説明:表示から即時除去、原則30日以内に完全削除予定。例外あり、Claudeの公式説明:個人向けは履歴から即時除去、バックエンドから30日以内に削除。例外あり、自分の確認結果:削除方法:____
- モデル改善への利用、ChatGPTの公式説明:データ設定で変更可能。オフでも履歴は残せる、Claudeの公式説明:個人向けは改善設定を変更可能。許可時の保持条件にも注意、自分の確認結果:設定:____
- 学校・組織での利用、ChatGPTの公式説明:組織の設定・保持方針を確認、Claudeの公式説明:大学の設定・契約を確認、自分の確認結果:規程・相談先:____
- 利用環境と確認日、ChatGPTの公式説明:公式本文の確認日:2026-10-29、Claudeの公式説明:公式本文の確認日:2026-10-29、自分の確認結果:プラン・端末・日付:____
個人向けClaudeで試す場合、専用Learning modeを使った結果と、通常の会話に学習用の依頼を入力した結果は区別して記録してください。
同じ依頼文で答え方を確かめる
次は説明用の依頼文です。本記事では実行していません。年齢条件や所属先の規則を満たした環境で、新しい会話から試すための例です。
一次関数の基礎を復習したいです。
問題:y = 2x + 3 のグラフが点(4, a)を通るとき、aを求めなさい。
最初は答えを言わず、次に何をすればよいかを私に質問してください。
「わからない」と返したら、ヒントを1つだけ出してください。
私が解答したら正誤を確かめ、理由を説明してください。記録するのは、最初に答えを出したか、ヒントが一段ずつだったか、誤答の理由を説明したかの3点です。正誤は教科書や自分の計算でも確かめます。1回の返答でサービス全体の優劣や学習効果を決めず、自分が理解しやすい進め方かを見てください。
個人で使うなら利用条件と設定から、授業で使うなら機関の規則から確認します。試す問題には実名・成績表・他人の個人情報を含めず、教える側は途中の考え方を人が確認する工程を設けましょう。
出典・参考資料
- Using study mode in ChatGPT(新しいタブで開く)
- Claude for higher education(新しいタブで開く)
- Introducing Claude for Education(新しいタブで開く)
- Use Claude for Education at your university(新しいタブで開く)
- Terms of Use(新しいタブで開く)
- Age assurance on Claude(新しいタブで開く)
- Chat and file retention in ChatGPT(新しいタブで開く)
- Data controls in ChatGPT(新しいタブで開く)
- How long do you store my data?(新しいタブで開く)

