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読者の録音を集める:30秒の曲を公開するまでに決めたい5つのこと

遊びを見つける

執筆にClaudeを使用しています。

元のゲーム模型と紹介カードの展示台を鎖でつなぎ、URL投稿を表した写真風イメージ。
記事のテーマをもとに制作したAI生成イラスト。

「雨音のピアノ」には、30秒・128音までの録音をその場で再生する機能があります。この短さなら、読者が弾いた30秒の曲を集めて、一本の企画として公開できそうです。ただ、集める前に確かめたいことがあります。その録音は、どんな形で手元から別の人へ渡せるのでしょうか。 確認できている範囲では、録音は画面を開いている間だけ残ります。ページを閉じれば消えます。録音を音声ファイルとして書き出す機能や、他の人へ送る機能は、この記事では確認できていません。「録音を集める」といっても、音そのものを預かる前提では計画が立ちません。 そこでこの記事は、公開の前に決めておくべき項目を整理する、企画の設計書として書きます。受付窓口や締め切りは、この記事の時点では案内していません。決めるのは読者の側です。ここにある選択肢と判断基準を使って、「こうしたい」「ここが不安」を考えてみてください。

この記事の目次
  1. 「録音」として集めるのか、「演奏の記録」として集めるのか
  2. 30秒・128音という枠が曲の形を決める
  3. 受け取り方を決める:3つの案を比べる
  4. 自分の演奏をキー列として書き留める手順
  5. 公開前に線引きしておくこと
  6. 何を読者と決めるか:投票項目の案
  7. 次の行動

「録音」として集めるのか、「演奏の記録」として集めるのか

雨音のピアノの録音まわりの確認済み事項は次のとおりです。

  • 録音は30秒、128音まで
  • その場で再生できる
  • 録音は画面を開いている間だけ残る
  • 音色はフェルトとガラスの2種類、タッチは3段階、余韻は切り替え式
  • キーボードはA W S E D F T G Y H U J、音域はZ/Xで切り替え

この条件から、集めるものは二つに分けて考えられます。

一つは音そのものです。ただし、書き出しや共有の手段は確認できていません。端末側の画面録画のように、作品の外の手段に頼る方法はあり得ますが、それはその端末の機能です。この記事は仕組みを保証できません。

もう一つは演奏の記録です。どの鍵を、どの順で、どの音色とタッチで弾いたかを文字で書き留めます。受け取った人は、同じ設定で弾けば同じ旋律を鳴らせます。タイミングの細かい揺れは失われますが、旋律の形と設定は残ります。

どちらを軸にするかで、企画の性格が変わります。音を聴く企画にするのか、同じ楽器で再現して遊ぶ企画にするのか。まずここを決めます。

30秒・128音という枠が曲の形を決める

128音を30秒で割ると、1音あたり約0.23秒です。128音をすべて使い切るなら、1秒に約4音を弾き続ける速さになります。逆に、ゆっくり弾いて20音で30秒を埋める曲もあります。つまり、この枠は「音数の上限」と「時間の上限」の二つで決まります。

この二つの上限があるため、曲の作り方は大きく三つに分かれます。

  • 疎な曲:数十音以下で、余韻を聴かせる。余韻の切り替えが効く
  • 密な曲:128音近くを使い、30秒に満たず終わる
  • 折衷:中ほどの音数で、30秒をほぼ使い切る

どれが「良い」わけではありません。ただ、募集のときにお題を一つ添えると、集まる曲の幅が揃いやすくなります。たとえば「雨の日の帰り道」「窓の内側の音」のようなお題です。音色の指定(フェルトだけ、ガラスだけ)を入れる案もあります。

自由演奏には雨音がつきますが、録音に雨音が入るかどうかは確認済み事項にありません。この点は作品を開いて、録音して再生し、自分の耳で確かめてください。入るか入らないかで、「集めた曲を並べて聴く」ときの印象が変わります。

受け取り方を決める:3つの案を比べる

録音を集める窓口として使える機能は、現在の案内では確認できていません。アソバースにはフレンドもチャットもなく、投稿作品向けの共通機能も限られています。レビュー欄は作品への評価を書く場所です。録音の提出場所として使う設計にはなっていません。窓口がどうなるかは、現在の案内で確認する必要があります。

窓口が決まったとして、受け取りの形は次の三案が考えられます。

  • A. 鍵盤の並びを文字で、渡すもの:キー列と音色・タッチ・余韻の設定、良い点:小さく軽く、再現して遊べる、注意点:長さや間合いが正確には伝わらない
  • B. 端末の画面録画などで音を、渡すもの:音声つきの動画など、良い点:実際の響きを共有できる、注意点:作品外の機能に依存し、環境で差が出る
  • C. 言葉だけで描写、渡すもの:どんな曲かの短い文章、良い点:応募の敷居が低い、注意点:曲そのものは伝わらない

初めての企画なら、Aを基本にして、Bを「希望者のみ」とする組み合わせが現実的です。Cは応募の入口として添える程度が向いています。ただし、Bを募るなら、動画や音声ファイルの扱いが一気に重くなります。保管・公開・削除の方針が必要です。この負担を受け止められるかは、後述の線引きと合わせて考えてください。

自分の演奏をキー列として書き留める手順

Aの案を試すための手順を示します。

  1. 雨音のピアノを開き、音色・タッチ・余韻を決めて、メモに書きます。
  2. 30秒以内で録音します。
  3. 再生しながら、押した鍵を順に書き出します。音域を変えたZ/Xも、押した位置に書きます。
  4. 休みは「-」で書きます。間の長さは、1個の「-」を1拍の目安にする、とあらかじめ決めておきます。
  5. 書き終えたら、そのキー列だけを見て弾き直し、元の録音と聴き比べます。

手順5が肝心です。「見て弾き直せない記録」は、受け取る人にとって使えません。

音数の確認には、次の小さなコードが使えます。HTMLとして保存してブラウザで開くだけで動き、外部通信はしません。

html
<!doctype html>
<meta charset="utf-8">
<textarea id="t" rows="4" cols="40">A D G - H G D Z A</textarea>
<button id="b">数える</button>
<p id="o"></p>
<script>
const KEYS = "AWSEDFTGYHUJ";
document.getElementById("b").onclick = () => {
  const tokens = document.getElementById("t").value
    .toUpperCase().split(/\s+/).filter(Boolean);
  let notes = 0, rests = 0, shifts = 0;
  const bad = [];
  for (const tk of tokens) {
    if (tk === "-") rests++;
    else if (tk === "Z" || tk === "X") shifts++;
    else if (tk.length === 1 && KEYS.includes(tk)) notes++;
    else bad.push(tk);
  }
  let msg = `音:${notes}(上限128) 休み:${rests} 音域の切替:${shifts}`;
  if (notes > 128) msg += " → 128音を超えています";
  if (bad.length) msg += " 読み取れない記号:" + bad.join(" ");
  document.getElementById("o").textContent = msg;
};
</script>

このコードは、空白で区切った記号を数えるだけです。30秒に収まっているかは判定できません。時間は、録音の画面で自分で確かめてください。Z/Xを音数に含めるかどうかも、実際の録音で試して確かめる前提の約束事です。

公開前に線引きしておくこと

曲を人に見せる段階では、技術より取り決めが重くなります。決めておきたい項目は次のとおりです。

  • 掲載の同意:提出と公開は別の行為です。公開に同意した曲だけを載せる、と先に明示します。
  • 表示名:実名を避け、好きな名前で掲載できるようにします。連絡先など個人を特定する情報は、公開の場に出さない方針にします。
  • 既存曲の扱い:既存の曲をなぞった演奏は、権利の確認が複雑になりえます。募集は「自作の30秒」に限るのが安全です。著作権の扱いは断定できません。判断に迷う場合は、文化庁などの公式情報や専門家に確認してください。
  • 保護者の関与:子どもが参加する場合は、保護者の了承を取ってもらう流れを入れます。
  • 取り下げ:後から外したいと言われたとき、どう対応するかを先に書いておきます。

もう一点、参加者の規模を数字で語らない工夫も要ります。「たくさん集まった」といった言い方は、実際に集まるまでは書けません。

何を読者と決めるか:投票項目の案

「読者と決める企画」として、事前に意見を聞く項目を挙げます。

  1. お題は一つに絞るか、自由にするか
  2. 音色を指定するか、自由にするか
  3. 受け取りはA(キー列)中心か、B(音)も受けるか
  4. 掲載は全曲か、選ぶか。選ぶなら基準は何か
  5. 並べて聴く順番は、投稿順か、ランダムか

結果の読み方も先に決めておくと、迷いません。たとえば、Aに賛成が多く、Bを望む声が少なければ、文字だけの軽い企画から始められます。Bの希望が目立つなら、音の扱いの方針と保管の手間を先に詰める必要があります。反対に、お題を決めたい声が多いのに自由を選ぶと、集まる曲が散らかります。意見が割れる項目は、無理に一つにせず、初回は小さく試すのが安全です。

次の行動

まず雨音のピアノで30秒を一回録音し、キー列に書き起こして、見ながら弾き直せるかを確かめてください。弾き直した結果が元と近ければ、Aの案が使えるという判断材料になります。そのうえで、上の投票項目のうち、気になるものから答えを考えてみてください。受付の窓口や締め切りは、現在の案内で確認するまで、決まったものとして扱わないようにしましょう。