Ollamaでモデルを更新・削除してディスク容量を空ける手順
AIを使いこなすClaudeで執筆し、GPTで自動校閲・修正しています。

結論から言うと、流れは4段階です。ollama list で入っているモデルを洗い出し、不要なものを ollama rm で削除し、残すものは ollama pull で取り直し、最後に保存先フォルダのサイズで空き容量を確かめます。削除はフォルダを手で消すのではなく、コマンド側で行うのが安全です。 この記事は、公式ドキュメントで確認できたコマンドと保存先の情報を土台にしています。2026年10月30日の自動校閲で CLIリファレンス、FAQ、Windows版の説明、公式リポジトリの削除APIの説明を開いて確認しました。コマンド例の出力や数値は「説明用の例」で、私が実機で実行した結果ではありません。モデル名もダミーです。
この記事の目次
手順1: 何が入っているかを一覧にする
まず現状把握です。ターミナル(WindowsならPowerShell)で次を実行します。
ollama list公式のCLIリファレンスでは、ollama list(短縮形は ollama ls)がローカルのモデルを一覧する、と説明されています。表示される列はバージョンで変わる可能性があるため、ここでは「モデル名(タグ付き)」「サイズ」「更新日時」を見る前提で進めます。
次に、いまメモリ上で動いているものを確認します。
ollama psollama ps は実行中のモデルを表示します。FAQによると、モデルは既定で最後の利用から5分間メモリに残ります。削除前に即座に解放したいときは ollama stop モデル名 が使えます。ディスク容量とメモリは別の話ですが、使用中のモデルを消す前に止めておくと迷いません。
一覧をメモに写す
一覧は、そのまま次の形でメモに写しておくと判断が楽になります(説明用の例です)。
- model-a:7b、サイズ:4GB台、最後に使った時期:先週、用途:日常の要約、判断:残す
- model-b:13b、サイズ:7GB台、最後に使った時期:3か月前、用途:試しただけ、判断:消す
- model-c:latest、サイズ:10GB台、最後に使った時期:不明、用途:不明、判断:保留
「最後に使った時期」はOllama側で自動記録されるとは限りません。更新日時は「取得した日」であって「使った日」ではない点に注意し、自分の記憶か作業履歴で埋めてください。
手順2: 残す・消すを決める
迷いやすい点を、判断表にまとめます。これは公式仕様ではなく、編集部の整理です。
- 週に1回以上使う、判断:残す、理由:再取得の手間のほうが大きい
- 用途が重複する大きいモデルが複数ある、判断:1つに絞る、理由:サイズの大きいものから比較すると容量が空きやすい
- 試しただけで、結果にも満足しなかった、判断:消す、理由:必要になれば再度 pull できる
- 自分で作ったモデル(Modelfileから作成)や調整したもの、判断:保留または控えを取る、理由:公開レジストリから取り直せるとは限らない
- 用途も入れた理由も思い出せない、判断:保留し、1か月後に再判断、理由:消して困るかどうかを確かめる猶予をとる
再取得できるかどうかが分かれ目です。レジストリ(ollama.com)から取得したモデルは名前を指定して取り直せますが、ローカルで作った派生モデルは同じ保証がありません。後者は消す前に、元になった Modelfile を別の場所に保存しておきましょう。
手順3: 不要なモデルを削除する
削除は ollama rm です。公式のCLIリファレンスには ollama rm でモデルを削除する例が載っています。
ollama rm model-b:13b名前は ollama list に表示された文字列(タグ込み)をそのままコピーして使うのが確実です。タグを省いた場合にどのタグが対象になるかは、今回開いたページでは確認できなかったため、タグまで指定してください。
削除後に再度 ollama list を実行し、対象が消えたことを確認します。
手作業でフォルダを消さない
FAQには削除手順の記載はなく、保存先のフォルダがあるだけです。そこで「中のファイルを直接消せばいい」と考えがちですが、内部のファイル構成は利用者向けの仕様として説明されていません。壊すと他のモデルまで読み込めなくなるおそれがあるため、通常は ollama rm を使います。
スクリプトやアプリから消したい場合
HTTP APIにも削除があります。公式リポジトリのAPI説明では、DELETE /api/delete に {"model": "モデル名"} を送る形で、成功すると200が返ります。Open WebUIのような他のツールからOllamaを使っている場合、その画面にも削除機能があるかもしれませんが、本記事では確認していません。
手順4: 残すモデルを更新する
更新したいモデルは、同じ名前で ollama pull し直します。
ollama pull model-a:7bCLIリファレンスでは ollama pull は「モデルをダウンロードする」コマンドとして載っています。同じタグを再度pullした際に、変更分だけを取得するのかどうかは、今回開いた公式ページには明記がありませんでした。通信量が気になる場合は、回線の混み具合や上限を考えて実行してください。
更新時の注意が3つあります。
- 新しい版に置き換わる想定で空き容量を確保する。 更新の途中は旧版と新版が並ぶ可能性があります。余裕がなければ、先に不要なモデルを削除してから更新します。
- 更新後の挙動を確かめる。 回答の傾向や速度が変わることがあります。重要な用途に使うなら、更新前に使っていたプロンプトを数本控えておき、更新後に同じものを試します。
- ベースの版を固定したいなら、タグを明示する。 latest のような可変の名前は、取り直すたびに中身が変わる可能性があります。固定したい用途では、具体的なタグ(例: 7b)を指定する運用が無難です。
Ollama本体の更新とモデルの更新は別物です。新しいモデルが、新しい版のOllamaを要求することもあります。pullが失敗する場合は、本体のバージョンも疑ってください。
手順5: 保存先と空き容量を確認する
削除してもOSの空き容量が思ったほど増えないことがあります。保存先を直接確認しましょう。FAQによる既定の保存先は次のとおりです。
- macOS、既定の保存先:~/.ollama/models
- Linux、既定の保存先:/usr/share/ollama/.ollama/models
- Windows、既定の保存先:C:\Users\ユーザー名\.ollama\models
Windows版の説明ページには %HOMEPATH%\.ollama が既定という書き方もあり、ページによって表記が異なります。実際の場所は、自分のユーザーフォルダ内の .ollama を開いて確かめるのが確実です。
サイズの確認には、OS標準のコマンドが使えます(以下は説明用で、私が実行して検証したものではありません)。
# macOS / Linux
du -sh ~/.ollama/models
# Windows PowerShell
(Get-ChildItem "$env:USERPROFILE\.ollama\models" -Recurse -File | Measure-Object Length -Sum).Sum / 1GB削除の前後で値を比べれば、実際にどれだけ空いたかが分かります。一覧のサイズの合計と一致しなくても、それ自体は異常と決めつけず、先に保存先が想定どおりかを確認してください。
保存先を別のドライブに移したい場合
保存先は環境変数 OLLAMA_MODELS で変更できます。Windowsでは、設定の「環境変数」から作成・編集し、トレイのアプリを終了して再起動するか新しい端末を開く必要があります。Linuxの標準インストーラーでは、ollama ユーザーが指定ディレクトリを読み書きできる権限が必要です。
注意点として、Windowsで OLLAMA_MODELS を変更していると、アンインストール時にダウンロード済みモデルが自動では消えません。アプリを消したのに容量が戻らないときは、その場所を手動で片付けます。変更前の既存モデルを新しい場所へ自動で移すかどうかは、開いたページに記載がないため、移行後は ollama list で見えるか必ず確認してください。
作業後に残す記録メモ
あとで「なぜ消したか」を思い出せるよう、次の形式で1行ずつ残しておくと便利です(説明用の例)。
2026-10-28 削除 model-b:13b 理由:用途が model-a と重複 / 再取得:pull で可
2026-10-28 更新 model-a:7b 確認:要約プロンプト3本で出力を比較
保存先: ~/.ollama/models 削除前→後: 数値を記入次に容量が不足したとき、この記録と手順1の表を並べれば、数分で見直せます。
つまずいたとき
- rm したのに一覧に残る: モデル名のタイプミスやタグ違いを疑い、ollama list の表記をコピーして再実行します。
- サイズが空かない: 保存先が既定と違う可能性があります。OLLAMA_MODELS の設定を確認します。
- Linuxで権限エラー: 標準インストールでは保存先が ollama ユーザーの管理下です。フォルダを手で消す対応は避け、コマンドで削除します。

