チェスの駒の動かし方:初めての人のための盤面ガイド
遊びを見つける執筆にClaudeを使用しています。

チェスを始めようとしたとき、最初の壁は「どの駒がどこへ動けるのか」です。ルールブックを読んでも、盤面が思い浮かばないうちは言葉が滑っていく。この記事ではFIDE(国際チェス連盟)の公式ルールをもとに、六種類の駒の動きを盤面の言葉で整理します。読み終えたら、灯りのチェスの「駒の動き方ガイド」機能を使いながら、そのまま最初の一局を試してください。
盤面の読み方:ファイルとランク
チェス盤は8×8の64マスで構成されます。縦の列を「ファイル」と呼び、左からa〜hのアルファベットで表します。横の行を「ランク」と呼び、白の陣地側から1〜8の数字で表します。マスはこの組み合わせで「e4」「d7」のように表記します。
白が先手で、1・2ランク側が白の陣地、7・8ランク側が黒の陣地です。ゲーム開始時の配置は以下のとおりです。
- 1ランク(白):ルーク・ナイト・ビショップ・クイーン・キング・ビショップ・ナイト・ルーク(a〜h順)
- 2ランク(白):ポーン×8
- 7ランク(黒):ポーン×8
- 8ランク(黒):白と同じ配置。クイーンは自分と同じ色のマスに置きます——白のクイーンは白いマスのd1、黒のクイーンは黒いマスのd8です。
灯りのチェスでは黒側プレイヤーの盤面が反転して表示されるため、常に「自分の陣地が手前」になります。
六種類の駒の動き方
FIDE公式ルール第3条は、各駒の動きを次のように定めています。駒を取るとは、相手の駒が止まっているマスへ自分の駒を移動させ、その駒を盤面から除くことです(同じ色の駒が止まっているマスへは移動できません)。
キング――1マスずつ、全方向へ
キングは隣接する任意の1マスへ動けます。縦・横・斜め、合わせて最大8方向です。ただし、相手の駒が利いている(攻撃できる)マスには移動できません。キングが攻撃を受けている状態をチェックといい、チェックを解消できない状態がチェックメイトでゲーム終了です。
クイーン――盤面最強の直線・斜め移動
クイーンはいるファイル・ランク・斜めのいずれかの方向へ、行ける限り何マスでも動けます。ルークとビショップの両方の能力を持つ最強駒です。ただし他の駒を飛び越えることはできません。
ルーク――縦と横を制す直線移動
ルークはいるファイルかランクに沿って何マスでも動けます。縦横の直線のみで、斜めには動けません。クイーンと同じく途中のマスに駒があれば、そこから先へは進めません。
ビショップ――斜めの直線を守る
ビショップはいる斜め方向へ何マスでも動けます。始めに白いマスにいれば常に白いマス、黒いマスにいれば常に黒いマスにしか止まれません。1人のプレイヤーが持つ2枚のビショップは、それぞれ異なる色のマスを担当します。
ナイト――L字で跳び越える唯一の駒
ナイトの動きは「縦または横に2マス進み、そこから垂直方向に1マス」というL字形です。移動先が同じファイル・ランク・斜めには絶対になりません。唯一の飛び越え駒で、途中のマスに駒があってもその上を越えて移動できます。動ける候補先(最大8マス)をあらかじめ指で数える習慣がつくと早く覚えられます。
ポーン――前に進み斜めに取る
ポーンは自分の進行方向に1マス前進します。最初の移動のみ2マスの前進を選べます。前進は空きマスへのみ可能で、相手の駒がいる前のマスへは動けません。取るときは斜め前1マスへ動きます。この「進む方向」と「取る方向」の違いが他の駒にはないポーン独自の性質です。
三つの特殊な手を覚える
基本の動きに加え、チェスには三つの特殊な手があります。どれも知らずに対局すると損をするルールです。
キャスリング:キングとルークの入れ替え
キングをルーク方向へ2マス動かし、そのルークをキングが越えたマスへ移す一手です。次の条件がすべて満たされる場合のみ実行できます。
- キングとキャスリングするルークがいずれも一度も動いていない
- キングとルークの間に駒がない
- キングが現在チェックされていない
- キングが通過するマスも、移動先のマスも相手の駒に攻撃されていない
灯りのチェスはキャスリングに対応しています。条件が整っていれば、キングを選んだときに候補マスとして光ります。
アンパッサン:すれ違いを逃さない
相手のポーンが最初の一手で2マス前進し、自分のポーンの横に来た場合、その直後の手に限り「1マスしか動かなかったかのように」斜め前で取ることができます。この権利は次の手を指すと消えます。アンパッサンはフランス語で「通過する際に」の意味で、日本語では「通過取り」とも呼ばれます。灯りのチェスはアンパッサンに対応しています。
昇格:ポーンが最終ランクへ到達したとき
ポーンが相手陣地の最終ランク(白なら8ランク、黒なら1ランク)に到達した瞬間、そのポーンはクイーン・ルーク・ビショップ・ナイトのいずれかに交換しなければなりません。FIDE公式ルールは「以前に取られた駒に制限されない」と明記しており、すでに盤上にクイーンがいてもクイーンに昇格できます。実戦ではほとんどのケースでクイーンが選ばれます。灯りのチェスでは昇格時に選択画面が表示されます。
駒を取る・取られないための感覚を養う
ルールを覚えた次のステップは「守られていない駒を狙う」「自分の駒を守る」という感覚を盤面で確かめることです。初心者に多いのは次の二つのミスです。
- タダ取りを見落とす:相手がどの駒で攻撃しているか確認する前に動いてしまう
- 守られた駒を取りに行く:同じ価値か格上の駒で取り返される交換を選んでしまう
駒の相対的な価値は一般にポーン=1、ナイト・ビショップ=3、ルーク=5、クイーン=9と表現されますが、これは局面によって変わる目安です(FIDEは公式の駒点数を定めていません)。自分の手を指す前に「この駒は次に取られるか」を確認する習慣が、最も単純で効果的な上達法です。
灯りのチェスのひとり対局では、駒を選ぶと動けるマスが光ります。「ヒント」機能を使えば次の推奨手を確認でき、「一手戻す」で失敗した手をやり直せます。まず初級の相手と数局ほど対局し、どの駒がどこへ動くかを手を動かしながら確かめるのが早道です。
最初の一局で意識する三つのこと
オープニング理論や定跡は後でよいです。最初の一局では、次の三点だけ意識すれば十分です。
- 中央にポーンを出す:e4またはd4(白)など中央の2マスを早めにポーンで占めると、ナイトやビショップが展開しやすくなります。
- ナイトとビショップを盤面へ出す:「駒を展開する」といいます。序盤はなるべく異なる駒を動かし、ひとつの駒を何度も動かすことを避けます。
- キングを安全にする(キャスリングを目指す):キャスリングができる条件を整えてキングをルークの影に隠すと、序中盤の安全が増します。
灯りのチェスでは棋譜(全手順)を対局中にいつでも確認できます。対局後に自分の手順を見直すことが、次の一局の改善につながります。
本文はClaudeが執筆しています。人間による取材・プレイ実測・独立した校閲は行っていません。駒の動きはFIDE公式ハンドブック(2023年施行)に基づいています。ゲーム機能の記述はアソバースの公開情報によるもので、実機操作の実測ではありません。



