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n8n・Zapier・Makeの料金の数え方の違い:実行・タスク・オペレーション

AIを使いこなす

Claudeで執筆し、GPTで自動校閲・修正しています。

三つの小皿に異なる数の木製チップを分けて置く手元。
記事の内容をもとに制作したAI生成イメージです。実際の製品画面や検証結果の写真ではありません。

3つのツールは、料金の「1単位」が違います。n8nはワークフロー1回の実行、Zapierは成功したアクションステップ、Makeはモジュールの処理(オペレーション)に対応するクレジットで数えます。同じ自動化でも、ステップ数やデータの件数で消費量の増え方が変わります。 だから「月◯円のプランの回数」を並べても比較になりません。自分の自動化1本を3つの単位に分解して、1回あたりの消費量を書き出すのが近道です。この記事では、その比較表と月間の概算メモを作ります。 確認した範囲は、2026年10月30日時点で閲覧できた各社の公式ページです。n8nは実行数の枠がある有料プランを対象にします。プランの枠や価格は変わるので、契約前に最新の料金ページを見てください。

この記事の目次
  1. 3つの「1単位」を並べる
  2. 差が出る場所は3つ
  3. 1回の処理で消費する単位を書き出す
  4. 月間の概算メモを作る
  5. AIに表の下書きを任せる
  6. 枠の見方と注意点
  7. 手元で最初にやること

3つの「1単位」を並べる

公式ページで確認できた内容を、数え方の観点でまとめます。

  • n8n、料金上の単位:実行(execution)、1単位になるもの:本番ワークフロー1回の実行。ステップ数は問わない、数えない、または別扱いのもの:実行数の公式説明では、手動テスト、サブワークフロー、エラーワークフロー、新規データのないポーリングは上限に含まれない
  • Zapier、料金上の単位:タスク、1単位になるもの:通常は成功したアクションステップ1つ。AI by ZapierやCode by Zapierなどは別レートの場合がある、数えない、または別扱いのもの:トリガー、Filter、Paths、失敗したアクション、条件でスキップされたステップ。Formatter、Delay、Looping などのアプリも消費しないと説明されている
  • Make、料金上の単位:クレジット(モジュールの処理回数はオペレーション)、1単位になるもの:多くのモジュールは1オペレーション=1クレジット、数えない、または別扱いのもの:AI関連などは、トークン量やファイルサイズに応じて消費が変わるものがある

出典は次のとおりです。n8nは公式の料金ページで、実行を「ワークフロー全体の1回の実行で、ステップ数は関係ない」という趣旨で説明しています。Zapierはタスク消費のヘルプで、成功したアクションだけがタスクになると説明しています。Makeはクレジットとオペレーションのヘルプで、クレジットは支出を見る単位、オペレーションは処理の結果を示す単位だと区別しています。

差が出る場所は3つ

課金対象のステップが増えるとZapierとMakeの消費量が増える

n8nの実行は、中身が3ステップでも30ステップでも1回です。Zapierは通常、成功したアクションごとに1タスクで、トリガーは数えません。Makeは、追記や通知などのアクションモジュールでは、処理するバンドル(データのまとまり)ごとに動き、そのたびに消費します。

複数件のデータを扱うとMakeで増えやすい

Makeのオペレーションの説明では、トリガーは1回のチェックで動き、返ってきたバンドルの数にかかわらず1回分です。後続の追記や通知などのアクションモジュールはバンドルごとに動きます。トリガーが10件返せば、これらのモジュールはそれぞれ10回動きます。検索や集約などは数え方が異なるため、モジュール別の説明で確認します。一括処理が多い業務では、ここが月間量を大きく左右します。

n8nでは、1回の実行の中で複数件を処理しても、実行数は1です。

「動かなかった」回の扱いが違う

Zapierでは、Filterそのものや失敗したアクションはタスクになりません。ただし、Filterより前に成功した課金対象のアクションは数えます。n8nは、本番ワークフローが起動すれば条件で止まっても1実行です。スケジュール起動は毎回数えますが、ポーリングで新規データがなければ数えません。Makeはモジュール別の説明で、フィルターとルーターは消費なし、トリガーのチェックは新規データがなくても1クレジットと説明しています。

1回の処理で消費する単位を書き出す

やることは3列の表を埋めるだけです。ステップを1行ずつ書き、各ツールでの消費を入れます。

次は説明用の例です。実際に3ツールで動かして測った結果ではなく、上の公式説明に当てはめた机上の計算です。

業務の想定:問い合わせフォームが届く → 緊急キーワードを含むものだけ通す → スプレッドシートに1行追記 → チャットに通知。1回の処理で1件のデータだけ流れ、追記と通知には通常の課金対象アクションを使い、どちらも成功するものとします。

  • ①フォーム受信(トリガー)、n8n:(実行全体で1)、Zapier:0、Make(クレジット):1(トリガーの1回分)
  • ②条件で絞る、n8n:0、Zapier:0(Filter)、Make(クレジット):0(フィルター)
  • ③スプレッドシートに追記、n8n:0、Zapier:1、Make(クレジット):1
  • ④チャットに通知、n8n:0、Zapier:1、Make(クレジット):1
  • **条件を通った回の合計、n8n:1実行、Zapier:2タスク、Make(クレジット):3クレジット**
  • **条件で止まった回の合計、n8n:1実行、Zapier:0タスク、Make(クレジット):1クレジット**

Makeの②は、公式の消費ルールに基づき0としています。表には、新規データがないチェックや再実行の消費は含めていません。

複数件を一度に処理する場合を足す

同じ流れで、1回に10行を処理する場合も表に1行足してください。10件すべてが条件を通り、追記と通知が成功する説明用の計算では、Makeのトリガーが10バンドルを返すなら、1+(追記10+通知10)=21クレジットになります。配列をIteratorで分割する構成なら、その消費も加えます。n8nは1回の実行内で処理すれば1実行のままです。ZapierはLoopingのヘルプで、ループ後のアクションは反復ごとに動くと説明しています。Looping自体は0ですが、追記と通知は各10回で20タスクです。

月間の概算メモを作る

比較表ができたら、次の6項目のメモにします。

  1. 業務名
  2. 1か月の起動回数(多めと少なめの2通り)
  3. 条件で止まる回の割合
  4. 1回あたりの消費(上の表の合計)
  5. 月間の概算 = 起動回数 × {止まる割合 × 止まった回の消費 + (1−止まる割合) × 通った回の消費}
  6. 各ツールのプランの枠と比べた結果

説明用の例:1件のデータを受け取る処理が月200回あり、15%が条件で止まるとします。新規データのないチェックや再実行は、この例には含めません。

  • n8n:200 × 1 = 200実行
  • Zapier:200 × (0.15×0 + 0.85×2) = 340タスク
  • Make:200 × (0.15×1 + 0.85×3) = 540クレジット

業務が複数あるなら、業務ごとの概算を合計してプランの枠と比べます。Makeで新規データのないチェックがある場合は、その回数分のクレジットを別途足します。再実行があればその消費も加え、必要な機能がプランに含まれるかも確認します。

このあとの手順は、プランの枠を見て超えそうなら、ステップを減らす、フィルターを前に置く、起動頻度を下げるなどで消費を減らせるか考えることです。たとえば、Makeで一括処理が多いなら、n8nの「1実行」で済む構成も候補になります。ただし、枠に収まるかは各プランの上限次第です。Zapierで1回のアクションが多いなら、通知を統合してアクションを減らす手があります。

AIに表の下書きを任せる

表を埋める下書きは、AIに頼めます。ただし数え方の判断は人が公式ページで確認します。業務の内容は、社名や個人情報を除いた説明用の言葉に置き換えて渡してください。

次の自動化の各ステップについて、n8n(実行)、Zapier(タスク)、
Make(オペレーション/クレジット)での消費を表にしてください。
- 断定できない箇所は「要確認」と書き、理由を添えてください。
- 私が貼る公式ページの文章に書かれていることだけを根拠にしてください。
- 1回に流れるデータ件数は1件と10件の2通りで計算してください。

【業務の流れ】
1. フォームの新規回答を受け取る
2. 「緊急」を含む場合だけ次に進む
3. スプレッドシートに1行追記する
4. チャットに通知する

【公式ページの該当部分】
(ここに各社のヘルプの該当文を貼る)

人が確認する点は3つです。「要確認」の行を公式ページか実際の履歴で埋めたか、トリガーの扱い(Zapierは0、Makeは1回分)が合っているか、AI関連のモジュールを使う場合に固定の消費でなくトークン量などで変わる種類ではないかです。

枠の見方と注意点

プランの枠は、確認時点でおおよそ次のように表示されていました。n8nの料金ページではStarterが月2,500実行、Proが10,000実行で、アクティブなワークフローの数に上限はないと説明されています。Zapierの料金ページでは、Freeが月100タスクで、有料プランはタスクの段階を選ぶ形です。上限に達すると従量課金へ切り替わる設定があるため、契約プランでの適用条件と無効化の設定を確認してください。Makeの料金ページでは、Freeは月1,000クレジットで、追加クレジットの購入や未使用分の期限が説明されています。有料プランの枠・価格・追加分の期限は、選ぶ契約条件で確認してください。

通貨、年額か月額か、地域による違いは、自分の契約画面で確認してください。n8nはクラウドと自己ホストで提供形態が異なり、有料の自己ホストにはライセンスの確認も必要です。

手元で最初にやること

  1. いちばん回数が多い自動化を1本選ぶ
  2. ステップを1行ずつ書き出し、上の表に3列分の消費を入れる
  3. 「要確認」を、公式ページか各ツールの実行履歴で埋める
  4. 多め・少なめの起動回数で月間の概算を出し、プランの枠と比べる

3ツールは単位が違うため、1回の消費の数字だけでは料金の有利不利を判断できません。n8nは1実行内のステップや件数が増えても実行数は増えず、ZapierやMakeは課金対象の処理回数に応じて消費が増えます。最終的な判断は、自分の数字で出した月間の概算を、必要な機能を含む各プランの枠と料金に当てはめて決めてください。

出典・参考資料